御社はサイト運営で「茹でカエル」になってませんか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
村上出(Murakami Izuru)

執筆コラム

今週の授業

WEB関連技術や新サービスは、目まぐるしいほどのスピードで増えていっています。サイト担当の方は、自社のコンテンツの更新やSEO対策だけでなく、その方法やルールが変更になることにも、逐次対応していかなければなりません。
自社サイトは以前構築してあるので、コンテンツの更新さえ小まめに実施していれば良いと言う事ではなく、サイト運営を取巻く環境やルールも逐次変更されて行っています。事業経営を取巻く環境が変化するのと同じようにサイト運営についても常に新しいルールを理解し、対応して行く取組みが求められています。
現在、「三種の神器」とも呼べる最低限対応が必要となる基本事項について、解説します。
 
【現代の三種の神器とは】
WEBサイト運営における現代の三種の神器とは、次の3点と言えるでしょう。
 
1.いわゆる「SSL」対策と言われるサイトのセキュリティ対策です。
「SSL(Secure Sockets Layerの略)」とは、送受信しているデータを暗号化する通信手順のことで、簡単に言うとWebサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化するための仕組みに対応しているか?と言うことです。
つまり、この対策をしていないとアクセスしようとするユーザに対して安全な方法を提供出来ていないことになります。今でも多くのサイトが対応できておらず、検索すると「保護されていない通信」と表示されます。
このまま放置しておくと、検索対象から外されてしまいますので早期の対応が必要です。
 
2.いわゆる「モバイルフレンドリー」と呼ばれるスマホでも操作しやすく表示する対策です。
ユーザが使う表示デバイスのサイズは、PCだけでも色々なモニターの画素数があります。
しかし、今ではサイトへのアクセスはPCからよりも、スマホやタブレットの方が上回るようになりました。
このため、スマホのような小さな画面でも見やすく表示し、操作しやすくなるよう、自動的に表示サイズを変更する機能をサイト側で実装しておくことが求められています。
Googleでは、2015年4月21日に全世界で、この機能を実装し、未対応サイトは徐々に検索時の候補から外していく方向です。
つまり、放っておくと自社サイトは検索されなくなってしまいます。
自社サイトが対策出来ているかは、Googleのサーチコンソールの「モバイルフレンドリーテスト」機能で確認することができます。
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
 
3.Googleクローラー用サイトマップの作成。
ここで言う「サイトマップ」とは、サイトを訪問したユーザが、自分の探したいページを見つけやすくするためのツリー構造の表示の事ではありません。
これは、Googleのクローラーと呼ばれる検索インデックスを作るロボット(アルゴリズム)が御社サイト上のページや画像などのファイルに関する情報や、各ファイルの関係性を伝えるための情報ファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、高度な検索候補情報のためのインデックス生成を行います。サイトマップはサイト内の重要なページとファイルをGoogleに伝える重要な情報であり、特にページ数が多かったり、外部リンクなど複雑なサイト構成の場合、これが設定されていないとGoogleの検索対象として評価が低くなる可能性が否定できません。
作成・設定は、Googleのサーチコンソール機能を使って行います。
 
これらは、最低限実施しておかないと検索候補として評価対象から外される可能性があるという事項です。先ずは自社サイトの状況を確認して未対応の場合は、直ぐに対策に取組むことをお勧めします。
 
 
【「あったらいいな」の機能】
次に、プラスアルファとして自社サイトに実装すると、運用面で楽になるツール・仕組みなど3点について、解説します。
 
1.Googleマイビジネスとの連携性・コンテンツの設定
Googleマイビジネスは、Google検索やGoogleマップなどGoogleのサービスにビジネスやお店などの情報を表示し管理するための無料の仕組みです。最近では、検索した際の一覧表示の先頭に3社のGoogleマイビジネス候補をリスト表示されるようになりました。
この情報コンテンツを充実させることにより、自社サイトへの誘導を高める方法になり得ます。上手く活用されるとメリットは大きいと言えるでしょう。
 
2.CRM(シーアールエム)機能
Customer Relationship Managementの略で、(潜在)顧客が自社サイトにアクセスした情報をもとに、関係性を情報化し自動的にデータベースを生成する機能です。
ECサイトはもちろん、それ以外のサイトでも例えば「問合せ」ページで質問された際、ユーザ情報や問合せの種類・日時などの情報をデータベースとして記録するため、後に顧客分析などで活用が容易となります。
勿論、潜在顧客の場合、セールス活動の対象として管理していく基本情報となります。
 
3.チャットボット機能
統計によると、サイトを訪問したユーザは自身の求める情報が見つからないと数秒程度で離脱する傾向があると言われています。
チャットボット機能は、訪問してくれたユーザに対して、探している対象を入力されれば、予め設定しておいた情報に基づき、対象となるページをユーザに表示する機能です。
これにより、折角訪問してくれたユーザを逃すことなく、場合によっては、問合せに誘導することでユーザの連絡先なども聞き出すことも可能となります。
つまり、24時間365日休まない営業マンとも言い換えられるでしょう。
 
 
【まとめ】
今回は、サイト運営者として、必須対応事項とあれば役立つ機能・ツールをまとめて解説しました。
これらはいずれも、これまでに個別の解説はされていますので、詳細はそちらを参照して頂ければと思います。また、これらの機能やルールも変更されていきますので、常に最新の情報を入手しておくことが重要です。
 
皆さんのサイト運営に少しでも参考になれば幸いです。

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