【質問】Kindle出版って誰でもできますか?どうすればいいのですか?いくら儲かりますか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
笠岡 はじめ(かさおか はじめ)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
Kindle出版って誰でもできますか?どうすればいいのですか?いくら儲かりますか?
─────────────────────
【A】

Kindle出版は基本的に誰でもできます。
出版方法は、

  1. 原稿をWordで用意する。
  2. Kindle direct publishing(KDP)にAmazon IDでログインして必要情報を入れる。
  3. 原稿と価格等の本の情報を登録する。

という流れです。簡単ですね(笑)
  
この後、Kindle出版の流れや印税について、そして、実際に私が1月1日にKindle出版をしたのですが、3ヶ月間で印税はいくらだったかも含めて説明していきます。
  
─────────────────────
  
実は、今年の1月1日にKindle出版をしてみました。
なぜKindle出版をしたかというと、理由は2つあります。
ひとつは、Kindleマーケティングについての勉強をしたかったからです。
電子出版なので、自分のサービスやメッセージを世界中に発信できます。
今は、翻訳が簡単ですからね。
  
もう一つは、今、一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会という飲食店販促コンサルタントの資格を提供する団体を運営しているのですが、資格講座のテキストの1つとしてKindle本を使いたかったという理由です。
  
ちなみに、私のKindle本と社団は下記です。
Kindle本はKindle Unlimitedに対応しています。
  
▶ MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法
Kindle本 ⇒ https://x.gd/wf3up
  
▶ 一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会
ホームページ ⇒ https://spfaaj.or.jp/
  
  
では、Kindle出版について解説していきます。
  
Kindle出版とは?
Kindle出版とは、Amazonが提供する電子書籍プラットフォームであるKindleに本を出版することを指します。
電子出版なので、基本は紙の本はありませんが、紙の本を出版するオプションもあります。
  
Kindle出版のメリット
Kindle出版のメリットは何でしょうか?
私は次の5個だと思います。
  
1.世界中の読者にアクセス可能
Kindleは世界中で利用されており、インターネットを通じて簡単に多くの読者に作品を届けることが
できます。
  
2.費用対効果が高い、ほぼ無料で出版できる
印刷や在庫管理の必要がなく、電子書籍として出版するためコストを抑えることができます。
  
3.簡単な出版手続
Kindle direct publishing(KDP)を利用すれば、誰でも手軽に本を出版することが可能です。
  
4.即時反応と修正可能
作品をアップロードした後、売れ行きや読者のフィードバックをリアルタイムで確認し、修正や改善をすぐに行うことができます。
  
5.簡単に著者になれる(ブランディング)
基本的に、自分で簡単に出版可能なので、著者という肩書を持つことができます。
  
Kindle出版で得られる印税収入の仕組み
Amazon Kindleの印税収入には2つの種類があります。
1つ目は、1冊売れた際の印税収入で、「35%」または「70%」を選択できます。
2つ目は、Kindle Unlimitedで読まれたページ数に基づくものです。
印税率を「70%」に設定すると収益率が向上しますが、70%の印税を得るには2つの条件があります。
それは、価格を250円〜1,250円の間に設定し、KDPセレクト(KDP = Kindle direct publishing)に登録することです。
KDPセレクトに登録すると、その電子書籍はAmazon Kindleでしか販売できません。
また、Kindle Unlimitedでは、読まれたページ数に応じて印税が支払われます。
ちなみに、Kindle Unlimitedは、月額980円で対象書籍が読み放題となるサービスです。
読まれたページ数に対する印税は、Amazon自体も明確な数字を公開していませんが、一般的に1ページあたり約0.5円支払われるとされています。
1000ページが読まれると約500円の収益となります。
KDPの管理画面で、だいたいの今の1ページ辺りの相場がわかります。
  
Kindle出版の方法・流れ
Kindle出版の方法は、思った以上に簡単でした。
流れは次の通りです。

  1. Amazonアカウントを使用してKindle direct publishing(KDP)にサインインする
  2. アカウント情報と銀行口座、税に関する情報を入力する
  3. タイトルの新規作成の「+(プラス)」をクリックして、Kindle本のタイトルや価格を入力して、原稿と本の表紙の画像を登録する
  4. 最後に「Kindle本を出版」をクリックする

  
当然、Kindleで電子書籍を出版するにあたって原稿が必要となりますが、原稿は、Microsoft Wordで大丈夫です。
他にも対応している形式はありますが、基本Wordが良いでしょう。
  
ちなみに私のKindle本はいくらになったか?
私の『MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法』(Kindle本 ⇒ https://x.gd/wf3up )を1月1日に出版して3月末までの3ヶ月間の印税は、なんと957円!!でした(笑)
ちなみに3ヶ月間で読まれたページ数は2254ページです。
もちろん、本を購入していただいた方もいると思いますが、ほとんどはKindle Unlimitedの会員の方がパラパラめくってくれた収入だと思います。
著者で食べていくのは私には難しいですね(笑)
  
ただ、Kindle本は、マーケティングとしてはいろいろな使い方があると思い、うまく使えば、印税以外の収入が増えると思っています。
もし、興味がございましたら、ぜひ試してみてください。

 

-->「WEB活用の教科書」バックナンバーを見る

無料メルマガ「WEB活用の教科書」購読申し込み

お名前とメールアドレスと入力して[無料メルマガを購読する]をクリックすると、中小企業~個人事業主がWEBを活用してビジネスを展開するために必要なノウハウをお届けする無料メルマガ【WEB活用の教科書】を毎週水曜日にお届けいたします。いつでも配信解除ができますので、お気軽にご購読ください。

    氏名 必須

     

    メールアドレス 必須