ページタイトルを改善してクリック率を上げよう

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
並木 博(なみき ひろし)

執筆コラム

今週の授業

ページタイトルとは、WEBサイトの各ページの名称を表す文字列で、ブラウザでページを表示した際にタブの中に表示されます。
ページタイトルはGoogleなどで検索した際に検索結果としても表示されるため、検索ユーザーが「クリックしてページを表示するかどうか」を決める最初の情報ともなっています。つまり、ページタイトルが単に会社名のみであったり商品名だけだったりすると、検索ユーザーの興味を引く前に他の検索結果へ読み飛ばされてしまう可能性が高まり、せっかく検索結果に表示されてもクリックされないページになってしまうのです。
 
今回は検索者の興味を引くページタイトルを作るための初歩的な方法をご紹介します。
 
▼キーワードを必ず含める
検索に使用されるキーワードは必ず含めてください。検索ユーザーは自分が入力したキーワードがページタイトルに含まれているかを確認するため、含めた場合と含めなかった場合ではクリック率は大きく変わります。
 
▼検索結果に見える範囲内で伝えたい事を書く
ページタイトルは検索結果に表示された時にパソコン版とスマートフォン版で長さに違いはありますが長い場合は短縮されます。もし伝えたい文言が短縮されてしまった場合は検索ユーザーの目に留まることは無くなってしまうので注意が必要です。
検索結果に表示される文字数は概ね
 パソコン:27文字
 スマートフォン:33文字
なので、興味を持ってもらうための文言は27文字に収まるように工夫しましょう。
 
▼分かりやすくキャッチーな文言を使う
検索ユーザーの意図や背景を想定し、分かりやすい文言で作成したり、思わずクリックしたくなるようなキャッチーな文言を使いのも良いでしょう。
例えば、
 長年積み重ねた技術で作りました
 より
 創業から50年培った熟練の技の集大成
の方が凄そうですよね。
このような検索ユーザーが気になるような文言にするには下記のようなパターンがあります。
 
1.具体的かつ説得力のある数字
2.世の中で注目されている文言
3.検索ユーザーが得をする(損をしない)
4.内容を知りたくなる文言「~とは?」
5.意外性の高い文言で意表を突く
6.客観的な根拠「○○ランキング1位」
7.検索ユーザーへ語りかけるような文言
8.擬音から始める
 
▼大幅な変更や頻繁な変更は避ける
工夫を凝らしたページタイトルに変更したらクリック率も上がり売り上げも・・・と思うかもしれませんが、ページタイトルを大幅に変更することや頻繁に変更することはGoogleが良しとしておらず検索結果順位が下がってしまうと言われています。ページタイトルを変更する際は慎重に行いましょう。
また、変更後はSearch Chonsoleで再インデックスをかける事を忘れずに行ってください。
 
▼まとめ
ページタイトルが企業名やページ名、商品やサービス名のみといったWEBサイトをよく見かけますが非常にもったいないと思います。
検索結果はWEBサイトを見るよりも前に自社の情報をたとえ一部だとしても見てもらえる貴重な機会なので、できるだけ検索ユーザーの意図に合わせ興味を持ってもらいクリックに繋げるような文言を使い最終的に問合せや売り上げに繋がるように改善しましょう。
 
ページタイトルの変更については、GoogleのSearchChonsole のヘルプに詳しく書かれているので参考にしてみてください。
https://developers.google.com/search/docs/appearance/title-link?hl=ja&visit_id=638102201404649486-2285930402&rd=1

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