GoogleオプティマイズでABテストを無料でしてみよう

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
笠岡 はじめ(かさおか はじめ)

執筆コラム

今週の授業

ABテストって知っていますか?

1つのWebページに対して、オリジナル(Aパターン)とは別に、Bパターンを作って、AとB、どちらが効果のあるページかをテストする手法です。

このABテストを無料で実施できるのがGoogleオプティマイズです。
 
▼Googleオプティマイズ
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/
 
Googleオプティマイズは、Googleアナリティクスと連携して使います。

例えば、テストするWebページの目的が、「無料相談申込み」だとすると、Googleアナリティクスの目標に「無料相談申込み」を作成しておくことが必要になります。

Googleオプティマイズの設定時にGoogleアナリティクスと連携するときにGoogleアナリティクスの目標が自動的にリストアップされて、今回の場合「無料相談申込み」という対象の目標を選択することができます。

そして、オリジナルのWebページ(Aパターン)を登録して次に例えば、キャッチコピーを変更したBパターンのテストページを登録します。

オリジナル(Aパターン)の登録は単純にそのURLを登録するだけ。

さらにすごいのは、このGoogleオプティマイズ上で、オリジナルのAパターンのWebページをWordで編集するように編集してBパターンを作れます。

次にGoogleオプティマイズのタグをコピーして、対象のテストサイトにペーストします。

これらの設定ができたらテスト開始です。

このように、高度なツールが無料で使えるのですが、ABテストをするときは、次のことを明確にしておきましょう。

1.目的を明確にする

何のテストするのか?を明確にしましょう。
 
2.問題点をデータから推測する

目的が、無料相談申込みなら、無料相談ページにそもそも来ていないのか、無料相談ページに来ているけど申し込んでくれないのか?などをGoogleアナリティクスからデータをみて推測しましょう。
 
3.仮説を立てる

データでボトルネックになる場所がわかったら、それをどう改善すればよくなるか仮説を立てましょう。
例えば、無料相談ページには来てもらっているけど、離脱率が多く滞在時間が短いので、キャッチコピーを含めたファーストビューがわかりにくくて、読んでもらえないのでは?などといった仮説です。
 
4.ABテストをする

ファーストビューが問題だという仮設なら、今回は、キャッチコピーを2パターン作ってみよう、とか、メインイメージを変更してみよう等と改善箇所を絞り込んで、テストを開始していましょう。

ということで、今日は、Googleオプティマイズの紹介と使い方の概要の説明でした。
ぜひ使ってみてください。
 
▼Googleオプティマイズ
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/

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