GoogleオプティマイズでABテストを無料でしてみよう
今回の授業の先生
WEB活認定コンサルタント
笠岡 はじめ(かさおか はじめ)
執筆コラム
- 無料で通販サイトを作ってみよう - 2020/9/2 ネットショップが簡単に立ち上げられる「 BASE」。費用は売れたら払う完全出来高制。初めてみてはいかがでしょうか。
- 【質問】急に直帰率が異常に下がりました。なにが考えられますか? - 2020/8/4 スバリ、GoogoleAnalyticsのコードが二重に登録されている可能性があります。そこをチェックしてください。
- 【質問】ホームページを改善したいのですがどこからはじめたらよいでしょうか? - 2019年7月29日 優先順位からいくと、次の順番で改善を検討します。1.ホームページの一番の目的を達成するページ2.アクセス数が多くて離脱率が多いページ3.各サービスの売上が高いページ4.コンバージョンするアシストをするページ
- GoogleオプティマイズでABテストを無料でしてみよう - 2019年7月22日 Googleオプティマイズを活用したABテストの手法やポイントを解説しています。
- 【質問】なぜか外国人のお客様が増えた。自分の店が掲載されたブログを調べるにはどうすればよい? - 2018年12月17日 今回の場合、Googleで「店名 台湾」などで検索しても、台湾のお客様が中国語で書いたブログは、検索に出てこないことが多いです。そんな場合は、Googleの言語設定を変えるとうまくいきます。
- LINE広告を試してみては? - 2018年12月10日 LINE広告自体は、2016年6月から提供開始されているものですが、中小企業がテスト参入するなら今年くらいからが、ちょうどよいと思っています。今回は、そのLINE広告を簡単に紹介します。
- 【質問】ネットでの成約率や効果を測る指標はどんなものがありますか? - 2018年5月10日 よく使われるものは、例えば、次のようなものがあります。・コンバージョン(CV)・コンバージョン単価(CPA)・コンバージョン率(CPC)・クリック率(CTR)・シービーエム(CPM)・ロアス(ROAS)・ライフタイムバリュー(LTV)
- 広告の費用対効果の出し方 - 2018年5月3日 ネット活用をしていれば、いつかはネット広告に広告費を投入すると思いますが、広告の費用対効果ってどう出していますか?
- 【質問】自社商品・サービスがネットで口コミされたのを知る方法はありますか - 2017年11月8日
自分の会社や製品・サービスがネット上で口コミされたり炎上したりしたら、自動的に知らせてもらう方法はありますか? - 実は検索には3つの種類があります。知ってますか? - 2017年11月04日
実は、検索ワードには、3種類あります。指名検索ワード、購入検索ワード、情報検索ワード。各検索ワードとSEOの関連を解説。 です。
今週の授業
ABテストって知っていますか?
1つのWebページに対して、オリジナル(Aパターン)とは別に、Bパターンを作って、AとB、どちらが効果のあるページかをテストする手法です。
このABテストを無料で実施できるのがGoogleオプティマイズです。
▼Googleオプティマイズ
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/
Googleオプティマイズは、Googleアナリティクスと連携して使います。
例えば、テストするWebページの目的が、「無料相談申込み」だとすると、Googleアナリティクスの目標に「無料相談申込み」を作成しておくことが必要になります。
Googleオプティマイズの設定時にGoogleアナリティクスと連携するときにGoogleアナリティクスの目標が自動的にリストアップされて、今回の場合「無料相談申込み」という対象の目標を選択することができます。
そして、オリジナルのWebページ(Aパターン)を登録して次に例えば、キャッチコピーを変更したBパターンのテストページを登録します。
オリジナル(Aパターン)の登録は単純にそのURLを登録するだけ。
さらにすごいのは、このGoogleオプティマイズ上で、オリジナルのAパターンのWebページをWordで編集するように編集してBパターンを作れます。
次にGoogleオプティマイズのタグをコピーして、対象のテストサイトにペーストします。
これらの設定ができたらテスト開始です。
このように、高度なツールが無料で使えるのですが、ABテストをするときは、次のことを明確にしておきましょう。
1.目的を明確にする
何のテストするのか?を明確にしましょう。
2.問題点をデータから推測する
目的が、無料相談申込みなら、無料相談ページにそもそも来ていないのか、無料相談ページに来ているけど申し込んでくれないのか?などをGoogleアナリティクスからデータをみて推測しましょう。
3.仮説を立てる
データでボトルネックになる場所がわかったら、それをどう改善すればよくなるか仮説を立てましょう。
例えば、無料相談ページには来てもらっているけど、離脱率が多く滞在時間が短いので、キャッチコピーを含めたファーストビューがわかりにくくて、読んでもらえないのでは?などといった仮説です。
4.ABテストをする
ファーストビューが問題だという仮設なら、今回は、キャッチコピーを2パターン作ってみよう、とか、メインイメージを変更してみよう等と改善箇所を絞り込んで、テストを開始していましょう。
ということで、今日は、Googleオプティマイズの紹介と使い方の概要の説明でした。
ぜひ使ってみてください。
▼Googleオプティマイズ
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/
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