業務としてSNS(ソーシャルネットワーク)を利用するには

業務としてのSNS

個人と個人のコミュニケーションのために作られ広がったSNSですが、会社の宣伝やマーケティングに利用する場合どのような視点で運営することが重要なのか考えていきましょう。

SNS戦略を立てる

1)アプローチする顧客層を決めましょう。
  • 性別
  • 年齢
  • 学生・会社員・主婦・子供の年齢
  • ペルソナ(架空のユーザー層)の設定 (複数が必要な例も出てきます)
2)ペルソナの利用頻度が高いSNSを特定しましょう。
複数相互利用する場合も、どのSNSをメインに情報を流すか決めます。
3)SNSからどこに誘導するのかを決めましょう。
自社サイトのどのページに誘導する?
ランディングページに誘導する?
ショッピングサイトのどの商品に誘導する? など明確にします。

SNSにより誘導が出来るもの出来ないものがあるので、それぞれのSNSに合わせた内容の投稿が必要です。

SNSに情報を流し顧客を呼び込む

メインにするSNSが決まったら、連携するSNSと誘導先を決めていきます。投稿内容により、SNSと誘導先を変更することも考慮しましょう。
例)
写真ならInstagramからFacebookとBlogへ新しい情報ならTwitterからFacebookへの投稿と自社サイトへなどあらかじめ決めておきましょう。

SNSに情報を流し顧客を呼び込む

Blogの役目

SNSに投稿した内容は流れて行ってしまいます。「見た記憶はあっても再度探すのは大変、いつごろだったかな…」「どんなハッシュタグだったかな…誰の投稿だったかな…」 など、時間がたってから探すのは大変です。

Blogに書いておくと、何年経過しても消えずに蓄積されています。Web上で検索して表示されることも期待できます。系列立てて読むことが出来るので連続記事、関連記事など読みやすい。Blogの特長を生かして上手に利用しましょう。

業務としてSNSの「評価目標KPI」を決めましょう

KPIの例

  • Facebook
    「いいね!」の数、コメントの数、シェアの数
  • Twitter
    フォロワーの数、リツイートの数
  • Instagram
    フォロワーの数、「いいね!」の数
  • LINE
    お友だちの数

SNSにもPDCA

定例会、報告会などを設定する

情報発信元の各部署の担当者 ⇔ 運営チームで計画と評価をするしくみを作り運営します。

SNS運営を担当部署任せにしない

SNSへ流入客を増やすには全社体制で協力が必要です。

  1. カタログやチラシ、DMに記載する
  2. 店頭で配布(カードのようなものを作成し配布)
  3. 実店舗の目立つところに掲示する。
  4. ブログや自社サイトから誘導する

Facebookのシェア、Twitter、Pin など… 誘導リンクボタンを付ける

誘導リンクボタン

企業で「SNS」を利用する目的

SNSは売上に直結しにくい。…では何のためにSNSをするのか? 主な目的はふたつあります。

  • 知名度を上げる (商品or企業)
  • 企業イメージをアップさせる=ブランディング
    「ファンを増やす」
    ファンは、一般顧客より購買金額が高い。
    ファンを差別化する。