ショッピングサイト構築ツールの選び方

ショッピングサイト構築ツールの選び方

ショッピングサイトを構築する方法は大きく分けて下記の3つの方法があります。

  1. ショッピングサイト構築用ソフトを利用してWebショップを作る。
  2. 既存のホームページやブログにショッピングカート機能を追加する。
  3. ASP型ショッピングカートを利用してWebショップを作る。

これらはすべて自分でお店(ショッピングサイト)を開設して、販促・広告などの集客も自分で行う方法です。
amazonや楽天、Yahooショッピング等、ショッピングモールへの出店については別のコラムでお話します。
それぞれの特長などについて確認していきましょう。

1、ショッピングサイト構築ツールを利用してWebショップを作る。

ショッピングサイト構築用のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を利用してオリジナルのショッピングサイトを構築する方法です。
デザインや商品掲載数、ページ数などに制約がないため、オリジナルの自分のショッピングサイトを構築することができます。
オープンソースのプログラムを利用できるためソフト自体は無料のものが多いです。しかし、実際の構築にはPHPやHTMLなどの専門知識が必要なため構築までのハードルは高めです。
具体例:EC-CUBEMAGENTO

2、既存のホームページやブログにショッピングカート機能を追加する

公開済みのホームページやブログに掲載している商品ページにショッピングカート機能を追加する方法です。
すでに反響の多い商品や商品説明などの詳細情報が複数ページにわたる商品などに有効です。
新規にショッピングサイトを構築しなくても良いため、早く簡単に商品販売を開始することができます。
ショッピング専用サイトではないので、商品数が多い場合は、掲載方法に工夫が必要で、カート機能の設置作業も煩雑になります。
具体例:Woocommercewelcart

3、ASP型ショッピングカートを利用する。

ショッピングサイトの機能全てを利用できるクラウド型サービスを利用して構築する方法です。
テンプレートなども豊富に用意されており、比較的簡単に見栄えの良いショッピングサイトが開設できます。
ショッピングサイトに必要なバックオフィスサービスとの連携機能も充実しているので、それぞれの設定作業も専門知識がなくても可能です。
企業向けプランを選択すると、電話サポートを受けることができたり、販売促進の施策なども利用できるというメリットがあります。
具体例:BASESTORES.jp

まとめ

ここまで簡単ですが、3つ構築方法について説明してきましたが、いかがでしょうか?
とはいえ、どの方法でショッピングサイトを構築してよいかわからないという方も多いと思います。
そんなときの一番重要な判断基準は、自社のECサイトで必要なバックオフィスサービスに対応できるかということです。
バックオフィスについては次回のコラムから説明していきますが、まずは取扱商品の特長、商品単価、売上見込み、想定するユーザー層など、これから運営していくショッピングサイトの特徴について整理してみてください。
そして、ショッピングサイトに必要な機能、バックオフィス体制を検討し、最適の方法を選択してください。
予算や時間的な制約などもあると思いますが、構築方法の選定は非常に重要です。
きちんと情報収集や分析を行って検討してください。