補助金と助成金の違いは?使う時の注意点は?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
笠岡 はじめ(かさおか はじめ)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
補助金と助成金ってどう違うの?補助金を使う場合の注意点はありますか?
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【A】
補助金と助成金は基本的に同じですが、経済産業省では補助金という言葉を使い、厚生労働省では助成金という言葉を使うなど省庁によって呼び名が違います。

また、一般的に、補助金は、高倍率。助成金は、一定の基準を満たせば、誰もがもらえると言われています。

初めて補助金を検討される方にはいくつか注意点がありますので、本文をご確認ください。
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■補助金と助成金の違い

「補助金と助成金ってどう違うの?」と思ったことはありませんか?

実は、補助金と助成金は基本的にほとんど変わりません。

ただ、経済産業省は「補助金」という言葉を使い、厚生労働省は「助成金」という言葉を使うと言ったように、省庁によって呼び方が変わります。

両方とも税金を使って補助金・助成金の目的に沿った経費の一部を国が負担してくれるというものです。

よく言われる違いは、補助金は、申請書(計画書/提案書)を審査員が採点して、得点の高い順から採択(合格)されます。したがって、多くの場合、高倍率になります。

一方で助成金は、ある一定の条件を満たせば基本的にはもらえるという違いがあります。

なお、ここから先は、補助金・助成金ではなく、補助金という言葉で統一してお話しします。

■補助金申請する前に知っておくべき5つの注意点

「補助金は、もらったら返さなくて良いお金だから、もらった方が絶対得!」と思う方やそのような営業トークを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

確かにその通りなのですが、国の税金を使っているので、そう甘くはありません。

大前提として申請したら必ずもらえるわけではありません。審査があります。

主な注意点は、

  1. 先に全額、現金で支払う必要がある(現金が必要)
  2. 補助金が採択(合格)する前に使った経費は基本的に対象外(補助金が採択されるまで動けない。時間ロス)
  3. 補助金が定める基準(例えば、給与アップ●%など)ができなかった場合、返還を求められることがある
  4. 採択されても完了報告の審査で全額補助金がもらえないことがある(領収書が認められない等)
  5. 申請や完了報告、事後報告等、とにかく細かくて面倒くさい(時間がかかる)

ということがあります。

補助金に慣れていない方は、最初は、補助金に詳しい専門家に申請の手伝いをしてもらった方がよいでしょう。

私たちWeb活コンサルタントも、補助金の申請は得意ですので、「補助金使ってみたいんだけど…」とお気軽にお問合せください。WebやIT以外でも大丈夫ですよ。
(お問合せは、こちらからどうぞ)
 
 

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