Web作成ツールを上手く活用してみる
今回の授業の先生
WEB活認定コンサルタント
重藤 進二(しげとう しんじ)
執筆コラム
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今週の授業
先日数年ぶりにWebサイト作成ツールの「Jimdo」を活用して、Webサイトの制作支援を行う機会がありました。
久しぶりに手に取ったこともあり、所感ながらに記してみたいと思います。
Jimdo(ジンドゥー)は、約20年前にドイツで誕生したWebサイト作成ツールです。
現在、日本語版は、KDDIウェブコミュニケーションズが、ツール提供を行っています。
他にも、Web作成ツールについては「Wix」、「ペライチ」、「Studio」といった、様々なツールがあります。
こうしたWebサイトの作成ツールの特徴は次の通りです。
(全てが該当しない場合もあります)
- HTMLやCSSなどの知識がなくても、直感的な操作で簡単にWebサイトが作成できます
- 無料から利用できるプランが用意があります。有料プランも、月単位もしくは年単位の比較的手頃な価格での利用が可能です
- 限度はあるものの、外部ツールとの連携等の様々な機能が利用できます
- Webサイト制作機能の自動化機能もあり、上手い使い方をすればWebサイトを立ち上げる期間の短縮が可能です
- Google検索やYoutube等で、操作方法や数多くのTipsが公開されており、利用にあたって参考にできます
こうしたWebサイトの作成ツールは、
- 初めて自社のWebサイトを構築する場合
- サーバやWorpress等のバージョンアップなどの基盤管理は、自社手に負えないが、外部委託する余裕もない場合
- 時間や資金をかけられないが、ある程度魅力的なホームページを作成したい場合
- 必要最小限の内容が掲載されておれば、自社のWebサイトとしては十分と考えている場合
などには有効になるでしょう。
要は手軽な利用ができます。
一方で、利用にあたっての注意事項もあります。
いっぱんにクラウドサービスの利用方法と同様な制約事項があります。
(1)機能上の制約
- もちろんですが、Wordpress等の高度なCMSやスクラッチ開発することと比較すれば、利用できる機能拡張性は限られます
- ツール自体のバージョンアップにより、ユーザーインターフェイスが変わったり、機能変更により、同様な使い方ができなくなることもあります
- バックアップ等の運用面についても、機能的な制約がある場合があり、注意が必要です
(2)運用上の制約
- Webサイト作成ツールにおいても、HTMLやCSSをある程度までカスタマイズすることは、可能です。しかしながら、上述の通り、Web担当者がいない場合には、カスタマイズの見直しができなくなるケースもあります
(3)サービスプランの制約
- 無料プランは、ドメイン指定に制約があったり、ページ内に広告が表示されたりするため、企業のWebサイトとして利用するにはそぐわないケースも多いです
- 一方で、多くの機能を利用しようとすると高額なプランが必要で、かえって割高になります
このように制約事項はあるものの、
- 実施したいことと、(予算や人員を踏まえ)できることとの見極めが行える
- 自社で、効率的にサイト運用を進めることを目指している
ような中小企業にとっては、Web作成ツールはWebサイトを手に入れる選択肢の一つにはなるのではないでしょうか。
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