【質問】動画は1ページに1つにした方が良い?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
動画は1ページに1つにすると聞きました。ただ、それではページが寂しく、サイト訪問者の印象が心配です?

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【A】
以前、動画は1ページに1本がよいとお伝えしましたと思います。理由は、原則として、1ページに付1本の動画しかインデックスしてもらえないからです。
 
─────────────────────
 
インデックスとは、Googleの検索結果照会用のDBへの登録情報のことです。インデックスされていないページは、Googleの検索結果に表示されないのです。
同一ページ上の2本目以降の動画は、原則としてインデックスされないので、見つけてもらえないのです。
ですから、原則、動画は1ページに1本とすべきなのです。
 
とはいえ、動画が1ページに1本だと、ページが寂しくなってしまい、閲覧者に、コンテンツがあまり充実していないという印象を与えかねないのではと、心配になるかもしれません。
 
コンテンツがあまり充実していないという印象をもたれると、動画の再生率やサイトへの再訪率の低下に繋がりかねません。
 
では、原則、動画は1ページに1本としつつ、動画再生ページが寂しい感じとならないようするためには、具体的に何をすればいいのでしょうか?
 
1.ある程度の本数の掲載できる動画がある場合
 
掲載できる動画が複数あるサイトでは、他の動画への内部リンクを設置するとよいでしょう。
 
単純に他の動画へのリンクを一覧表示するだけでなく、掲載した動画と併せて再生してほしい動画のリンク一覧や、アクセス解析などから、同一セッションや同一ユーザで一緒に再生されることの多い動画へのリンク一覧などが考えられます。
 
以下の「掲載できる動画が少ない場合」の対策も併せて行ってもよいでしょう。
 
2.掲載できる動画が少ない場合
 
動画制作は、それなりにコストも手間もかかります。所有する動画が少ない場合、上記のような対策だけでは、ページの寂しさが解消しないかもしれません。
 
このような場合には、掲載した動画についての解説等を掲載しましょう。
動画の概要やポイントなどを、検索キーワードを意識しながらまとめてみたり、動画を視聴した結果、どのようなことを理解できるかといった、掲載した動画を視聴する価値などをまとめてみたりしてはいかがでしょう。
 
少ないながらも複数ある場合は、もちろん、内部リンクを張っておいた方がいいでしょう
 
 
なお、動画掲載の際は、YouTubeチャンネルを開設して、そのチャネルに動画をアップロードした上で、アップロードした動画を自社サイトに組み込むのが基本です。
 
YouTubed動画を埋め込み、JavaScriptサポートを有効にすると、GA4では、動画がどの程度再生されたかなどを、イベントによって知ることもできます。
 
 
以上のような方法で、動画掲載ページを充実させて、サイトへの集客アップに取り組んでみてはいかがでしょう。
 
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