GA4で変わったこと、必ずやっておくべきこと

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)

執筆コラム

今週の授業

ご存じの通り、ユニバーサルアナリティクスは、2023年7月に計測が停止され、早ければ、2024年1月にもデータが見られなくなります。
それ以降は、アクセス解析のためには、GA4を利用するしかありません。
 
GA4に関する情報はネット等でも多く見かけますが、改めて、変わったことと、必ずやるべきことをお伝えしておこうと思います。
 
なお、すべてをお伝えすることはできませんので、独断で、重要と思う点を抜粋してお伝えします。
  
 
<<GA4で変わったこと>>
 
1.イベントベースの計測
この点が、最も大きな変更だと思います。
GA4では、サイト閲覧者の様々な操作をイベントとして記録します。
GA4では、ある単独のイベント、または、複数のイベント関連性を利用し指標を計測します。
  
例えば、以下のようなイベントが記録されます。
  
scroll:ユーザーがページの 90% 以上をスクロールしたとき
  
video_progress:動画が再生時間の 10%、25%、50%、75% 以降まで進んだとき
  
file_download;ユーザーが特定のタイプ(詳細は割愛します)のファイルに移動するリンクをクリックしたとき
 
2.滞在時間や閲覧時間の正確性の向上
離脱前の最後のページでの操作をイベントとして記録できるので、従来は加算できなかった最後のページの閲覧時間を、ある程度加味できるようになりました。その結果、サイトでの滞在
時間が、以前より正確に把握できる可能性が高まります。
  
また、動画の再生状況(何%再生したか。Youtube埋込動画限定。)などもわかるため、ページの閲覧時間も、より正確に把握できる可能性が高まります。
 
3.コンバージョンの登録
コンバージョンは、「設定」メニューから「イベント」を選択し、表示されている「既存のイベント」の一覧の中でコンバージョンとしたいものの「コンバージョンとしてマークを付ける」のボタ
ンをオンにすればOKです。
 
別途、カスタムイベントを登録することもできます。
 
 
<<必ずやっておくべきこと>>
 
1.GA4用プロパティの作成
当然ですが、GA4用のプロパティを作成する必要があります。
2023年7月間際に作ったのでは、昨年対比等の分析ができません。既に作成済みの方が大半だとは思いますが、もし、プロパティを作り忘れている方は、早急に作っておいてください。

2.イベントデータの保持期間の変更
プロパティの「データ設定」の「データ保持メニュー」から、「イベントデータの保持」を14ヶ月に変更しておきましょう。デフォルトでは2か月となっています。
  
なお、この14ヶ月ですが、GA4のすべてのレポートに影響するわけではありません。詳細は以下の通りです。
・GA4標準レポート:保持期間の適用なし
・GA4探索レポート:保持期間が適用される
・データポータルのGAコネクタで接続した
 GA4データ:保持期間の適用なし
・BigQueryにエクスポートしたGA4データ
 :保持期間の適用なし

3.拡張計測機能がONであることを確認
ONにしておくことで以下のようなイベントを自動で取得できるようになります。
・ページビュー数
・スクロール数
・離脱クリック
・サイト内検索
・動画エンゲージメント
・ファイルのダウンロード
  
プロパティの「データストリーム」メニューを選択し、「ウェブ」の中から対象のストリームを指定して表示される画面で確認しましょう。

解析ツールのGA4への変更は不可避です。なるべく早めにGA4への理解を進め、ユニバーサルアナリティクスのサービス停止に備えてください。
 
GA4ですが、現時点で最終版というわけではなく、まだまだアップデートされていくと思います。突然、機能が追加されることもあるでしょう。今後も、GA4のアップデートに注意を払い、なるべくスムーズなGA4への移行心がけましょう。

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