【質問】Google RSA広告のポイントを教えてください

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
上野 貢(うえの みつぐ)

執筆コラム

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今週の質問と回答

【Q】
Google RSA広告を作成してみましたが、思うように効果を得られていません。Google RSA広告で効果を出すためのポイントを教えてください。

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【A】
Google RSA広告は利用者にマッチした広告をAI機能を用いて自動で作成してくれるものです。登録した複数の見出しや説明文から利用者の検索キーワードに関連性の高い組合わせを行い表示することで、利用者のニーズにマッチしたメッセージを表示することができる広告です。
ただGoogle RSA広告で効果を出すには、いくつかの注意が必要です。そのポイントについて説明します。  
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Google RSA広告では3~15個の見出しが登録でき、登録し見出しから2~3個が組合わせて表示されます。
 
その見出しの表示は順不同で行われるため、個々の見出しが独立しどのような順序で表示されても違和感がないように作成する必要があります。
また見出しの登録は多いほど利用者の検索キーワードに関連性の高い広告を表示でき、広告の掲載結果の向上を図れます。
 
そのため見出しは8個以上作成することをお奨めしますが、似たような内容の見出しを作ると表示される広告が似たような内容になるため、Google RSA広告のメリットであるバラエティーに富んだ広告の表示を実現することができません。見出しとして訴求内容が異なるものをできるだけ多く作成することがポイントとなります。
 
例えば、キーワードを入れる見出しとキーワードを含めずキーワード以外のメリットや特長、配送などの情報を含めた見出しを作成するなどがいいでしょう。
 
Google RSA広告では説明文は2~4が登録できます。説明文の表示は登録されたものから1~2個が順不同で行われます。
そのため、説明文も個々が独立しどのような順序で表示されても違和感がないように作成する必要があります。
説明文は90文字まで登録できますので、見出しに含まれていない情報を記載し、個々の内容が独自性をもったものとなるようにすることがポイントです。
 
Google RSA広告では見出しや説明文の表示を固定するピン止めという機能があります。特定の見出しや説明文を常に表示したい場合に利用しますが、この機能を多用することは広告内容を固定化し、Google RSA広告のメリットを享受することができません。ピン止めを利用する場合は、見出し、説明文とも1つまでとすることがいいでしょう。
 
Google RSA広告ではキーワードの挿入機能というものが利用できます。これは実際に利用者が検索し広告表示につながったキーワードが見出しや説明文、表示URLに自動で挿入されるものです。利用者に対して、より関連性の高い広告を配信できるようになるため、より多くの効果を期待できます。
 
Google RSA広告では登録したアセットを広告単位で比較できるアセットレポートが提供されています。アセットレポートでは設定したアセットの一覧が表示され各アセットの表示回数などを比較できます。差し替えた方がいいアセットやパフォーマンスの向上に有効なアセットも確認できます。
Google RSA広告を効果的に活用するには、このアセットレポートによる分析が不可欠です。なおアセットの組合わせごとの指標の確認はできませんので注意ください。
 
 
以上、RSA広告で効果を出すためのポイントについて説明しました。Google RSA広告はWeb集客での有効なツールとなります。なおGoogle RSA広告はAI機能を利用しているため、最低1~2週間の学習期間が必要となります。効果を得るためには1ヵ月は配信することをお奨めします。
 
ぜひGoogle RSA広告活用のポイントを押さえ、効果を得ていただければ幸いです。

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