Google RSA広告を利用しよう!

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
上野 貢(うえの みつぐ)

執筆コラム

今週の授業

Web集客での有効なツールであるWeb広告。しかしWeb広告で利用者にマッチした広告を作成するのは難しく、改善を重ねていく必要があります。
 
そこで今回は、利用者にマッチした広告をAI機能を用いて自動で作成してくれるGoogle RSA広告について説明したいと思います。
 
▼RSA広告とは?
 
RSA(responsive search ads)広告とは、Googleで配信できる広告のひとつで、レスポンシブ検索広告と呼ばれるものになります。
レスポンシブ検索広告は、複数の見出しや説明文を組合わせて従来のテキスト広告とくらべ、より利用者にマッチしたメッセージを表示することができる広告なのです。
従来のテキスト広告では、利用者にマッチした広告を表示させるには、限られた文字数のなかで訴求ポイントや表現を変えた広告パターンをいくつも作成する必要がありました。
そうして、どのパターンに対して利用者の反応がいいかを検証し改善していくことで成果を上げていくことととなり、成果を上げていくために時間を要することも多くあります。
 
 
▼レスポンシブ検索広告の概要
 
一方レスポンシブ検索広告では、あらかじめ登録した複数の見出しや広告文を利用者が検索したキーワードに対して、AI機能により関連性の高い組み合わせで表示します。さらに利用者のデバイスにあわせて表示幅を自動で調整することも行われます。
広告のレイアウトは、5つのアセット(見出し、長い見出し、説明文、画像(動画)、ロゴ)を組み合わせることにより決定されます。見出し・長い見出しからは2~3個が組合わせて表示され、説明文からは2~3個が組合わせて表示されます。
 
 
▼レスポンシブ検索広告のメリット
 
レスポンシブ検索広告を利用することで以下のようなメリットがあります。

  • 豊富な広告バリエーションの表示
    レスポンシブ検索広告では利用者の検索キーワードと関連性の高い広告文を自動で組合わせて表示してくれるため、ひとつの広告を設定するだけでバリエーションに富んだ広告を表示することができます。
  • クリック率・コンバージョン率の向上
    広告の利用者の検索キーワードとの一致率が高まり、利用者にとって関心の高い広告が配信されることになるため、広告へのクリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。 
  • オークションの機会の増加
    レスポンシブ検索広告は、キーワードと関連性の高い広告文や見出しが表示されユーザーの検索キーワードとの一致率が高くなるため、広告ランクが高まりオークションの機会の増加につながります。
  • デバイスに合わせた広告文の調整
    スマートフォンの利用者には見出しの中から短い文を使うなど、利用者のデバイス幅に合わせて見出しや広告文が自動で調整されるため、見出しの調整を手作業でする必要がありません。

 
以上、Web広告において利用者にマッチした広告をAI機能を用いて自動で作成してくれるGoogle RSA広告について説明しました。
Google RSA広告を活 用することでみなさんの商品やサービスの魅力を より利用者のニーズにマッチして伝えることができる可能性があります。
 
Google RSA広告を有効に利用することで、みなさんのビジネスの発展につながれば幸いです。

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