Instgaramのリール広告はこう活用する!

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
上野貢(Ueno Mitsugu)

執筆コラム

今週の授業

今や検索ツールとしても利用されているInstagramですが、その中でも2020年にリリースされたリール機能が注目されています。またこのリール機能に対して2021年6月には広告を出稿することも可能となりました。
そこで今回は、Instagramのリール機能における広告の特徴や利用に関して説明したいと思います。
 
▼リール機能とは?
まずInstagramのリール機能について、簡単に紹介しておきます。リール機能は、TikTokのように短い動画を音楽や効果と合わせて投稿できる機能です。その特徴と
しては、以下の点があります。

  • 音源やARカメラエフェクトを使って動画の撮影や編集を行うことができる。
  • 動画は15~60秒の長さで9:16の縦型で作成する。
  • 動画は縦型フル画面で表示されスマートフォンに適したものとなっている。
  • リール表示画面では縦にスクロールすることで次から次と動画が表示される。
  • 時間経過により投稿が消去されることはない。
  • 「注目」や「発見タブ」からフォロワー以外のユーザーにもリーチできる。

Instagramの機能としては、ストーリーズに似たものですが、時間の経過で消えずフォロワー以外のユーザにリーチできるといった違いがあります。
 
▼リール広告の特徴
このリール機能に投稿された動画の間に表示されるのがリール広告です。一般の動画と同じように表示されるため、ユーザに違和感なく広告を表示させることが可能となっています。
リール広告としては、以下の特徴があります。

  • 最大30秒の縦型動画で作成し、一般の動画と同様、音楽やエフェクトを加えることが可能。
  • 「いいね」やコメントの他、保存やシェアもでき拡散効果が期待できる。
  • 一般の動画と同様に一度再生が終わるとループで再生され続ける。

また広告として非常に有効な点がリール機能そのものの特徴でもある、フォロワー以外の人に対してリーチすることができるというものです。
ユーザーの検索情報に対して表示するという形式でもないため、新しい情報を求めているユーザーにリーチしやすいというメリットもあります。このようにより多くのユーザーに自分達の広告を見てもらえる可能性があるのがリール広告の大き な特徴となります。
 
▼リール広告をうまく利用するには
このようなリール広告をどうすれば有効に利用できるでしょうか。リール広告では、30秒という短い時間でユーザに自分達の商品やサービスに関して訴求する必要が
あります。また広告媒体が動画ということになりますので、細かい説明よりも直感的な宣伝効果を狙ったものが有効です。
なおリール機能ではユーザーが興味のない広告に対しては、スキップしたり、非表示にしたりすることができます。その為、広告動画の初めの数秒でユーザの興味を引くような作りをすることが重要となります。
リール機能においては「どんな動画か」ということに重きが置かれるため、広告動画であったとしてもユーザーの興味関心を惹きつけることができれば違和感なく見てもらうことができます。
リール広告の出稿はFacebook広告やInstagram広告と同じ手順で広告マネージャにより行い、広告の配置先を「Instagramリール」と設定します。
 
 
以上、今注目されているSNSのひとつであるInstagramのリール広告について紹介しました。リール広告を出稿することで、より多くの人にリーチできる可能性があり、動画を用いることでみなさんの商品やサービスの魅力をより伝えることができる可能性があります。
リール広告を有効に利用することで、みなさんのビジネスの発展につながれば幸いです。

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