【質問】webサイトの閲覧状況をより明確に確認する方法は?
今回の授業の先生
WEB活認定コンサルタント
新井 祐介(Arai Yusuke)
執筆コラム
- 【質問】Googleディスプレイ広告の効果的な活用方法は? - 2022/3/16 ECサイトを立ち上げた当初の段階で、露出優先でまずは多くの人に見てもらうことを狙いとする場合は、ディスプレイ広告を使用したほうがより多くのユーザに情報を届けることができます。
- WordPressの問い合わせ機能を強化するGravity forms - 2022/3/2 複雑な処理にも対応し、より直感的に問い合わせフォームを作成することができる「Gravity Forms」をご紹介します。
- 【質問】webサイトの閲覧状況をより明確に確認する方法は? - 2021/9/1 アクセス解析だけでは、ページのどこまでを見られたか、ページ内のどこに注目が集まっているかを知ることは難しいです。
- WordPressの検索機能を強化しよう - 2021/8/11 Algoliaというサービスを使用して検索機能を実装する方法について簡単にご説明します。
- ポストコロナの今こそECに取り組もう! - 2020/8/12 これまでECに取り組んだことがない会社やお店が新たにECによる非対面型のビジネスモデルを導入する際の考え方についてご説明いたします。
- 【質問】既存のwebサイトを生かして多国語化する方法は? - 2020/8/11 Webサイトの多国語化を実施するための方法は大きく分けて3つのパターンが考えられます。それぞれに一長一短があります。自社のニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
- Googleマイビジネスを活用しよう! - 2019年5月20日 昨年の10月15日発行のメルマガで、「Googleマイビジネス」の活用についてお伝えしましたが、約半年が経った現在、MEO(Map Engine Optimiza-tion)の重要性が一層増してきています。今回は具体的な活用方法についてお話しいたします。
- 【質問】多国語対応webサイトの作り方を教えてください - 2019年5月16日 手軽なツールとしてGoogleが提供するwebサイト翻訳ツールがありましたが、本年初頭で新規ユーザへの提供が終了してしまい、これから新たに多言語webサイトを作りたいと考えている方への選択肢が減ってしまいました。今回は代替となるツールを含めたwebサイト多言語化の手法についてご説明いたします。
- 【質問】コンテンツマーケティングはどのように取り組めばいいですか? - 2018年10月18日 売り込み型のコンテンツではなく、ユーザの問題解決につながるコンテンツを作り出すという観点で、できるだけ早くスタートした方がその効果も発揮しやすくなります。
- Googleマイビジネスを活用しよう! - 2018年10月15日 Googleが運営する検索エンジンやマップなど、多くのh人が利用するサービスに自社・自店の情報を掲載し、集客につなげることができるサービス「Googleマイビジネス」の解説です。
今週の質問と回答
【Q】
Webサイトの分析のためにGoogleアナリティク
スを導入していますが、ページの中のどこまでを
実際に見られているかがはっきりとわからず困っ
ています。何か調べる方法はありますか?
─────────────────────
【A】
アクセス解析だけでは、ページのどこまでを見ら
れたか、ページ内のどこに注目が集まっているか
を知ることは難しいです。(ボタンについてはど
のボタンがクリックされたかを把握することは可
能ですが)。
─────────────────────
ページとして実際に表示されている内容の、どこがよく見られているか、またページのどの位置までスクロールして閲覧したかなど、アクセス解析だけでは把握することが難しい情報を見える化するツールが「ヒートマップ」です。
このツールを導入することで、ページ内の実際の要素に対し、どこがクリック・タップされているか、また、ページ内の離脱箇所を見える化することが可能となります。ヒートマップとアクセス解析を併用することで、ページ内の閲覧を妨げている要素の存在や、逆に予想していないクリックを引き出しているコンテンツが見つかるケースもあります。
ヒートマップツールも様々な種類があります。主要の機能については各サービスとも大きな違いはありませんが、料金体系はサービスごとにかなり差があります。
まずはヒートマップを体験してみたいという方は、昨年にマイクロソフトからリリースされたヒートマップツール「Microsoft Clarity」(https://clarity.microsoft.com)をお勧めします。
ヒートマップツールとしての標準的な機能を一通り備えながらも、現状では無料での利用が可能です。また、ヒートマップに加えてユーザーの行動を記
録するレコーディングも可能で、これまで難しかった各ユーザの具体的な閲覧行動を把握することも可能です。
ヒートマップの導入を検討される場合は、ぜひこのMicrosoft Clarityも合わせて検討すると良いでしょう。
皆様のwebサイトを活性化させるためのヒントとしてご活用頂ければ幸いです。
無料メルマガ「WEB活用の教科書」購読申し込み
お名前とメールアドレスと入力して[無料メルマガを購読する]をクリックすると、中小企業~個人事業主がWEBを活用してビジネスを展開するために必要なノウハウをお届けする無料メルマガ【WEB活用の教科書】を毎週水曜日にお届けいたします。いつでも配信解除ができますので、お気軽にご購読ください。