Googleスプレッドシートのデータを有効活用する方法

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
新井 祐介(あらい ゆうすけ)

執筆コラム

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今週の質問と回答

【Q】
最近、会社の情報管理をExcelからGoogleスプレッドシートに移行しました。
同一ファイルに複数人がアクセスできるなど、Excelと比べても便利な点が多く気に入っていますが、より業務管理のためにデータを有効活用する方法はないでしょうか?
─────────────────────
【A】
スプレッドシートは非常に便利なツールですが、そのままではExcelと同じ表計算ソフトとほぼ同じ使い勝手になってしまいます。
スプレッドシートをデータベースとして活用し、業務アプリを作成できるサービスがGoogleから提供されていますので、ぜひ検討してみましょう。
─────────────────────
 
この業務アプリを作成できるサービスが、「Google Appsheet」です。
著名な業務アプリを作れるサービスとして挙げられる筆頭は「Kintone」ですが、このサービスは、Googleスプレッドシートのデータをマスタデータとして使用したり、入力したデータの保存場所として利用できる点がKintoneと比べても優れている点です。

Kintoneは日本発のサービスであることからインターフェイスも完全に日本語で非常にわかりやすくできている一方、Appsheetは記事執筆時点では日本語化されておらず、やや利用の敷居が高いという難点はありますが、機能面では逆にKintoneよりもきめ細やかな設定ができ、より完成度の高いアプリを作成することも可能です。

Kintoneと同様、あらかじめサンプルが用意されているので、それをたたき台にして作成していくと良いでしょう。

すでに法人版Google workspaceを導入している場合は組織内のユーザは無料で標準的なAppsheet Coreライセンスが付与されている状態になっていますので(契約プランにより差異がありますので詳しくはお調べください)自由に利用できますし、有料版Google workspaceを利用していない場合でも、Prototypeという状態で10アカウントまでは無料で利用することができます。
それ以上の人数での利用を行いたい場合は、有料プランへの移行とアプリのデプロイという作業が必要になります。
単体でAppsheet Coreを使用する場合の月額費用がユーザ1名あたり10ドルと高いため、利用を検討する場合は1名あたり680円のStarterプランまたは1360円のBusiness Standardプラン(いずれも金額は執筆時点)を契約した方が格安で利用できることになるためおすすめです。

質問のGoogleスプレッドシートをより活用したいというケースはもちろん、すでにGoogle workspaceを使いつつKintoneも利用しており、コストの問題やデータ連携の問題を抱えている場合は一つの有力な選択肢になり得ると考えています。
まだ国内での普及は進んでいませんが、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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