自社の通販商品をブラッシュ3つの手順
今回の授業の先生
WEB活認定コンサルタント
笠岡はじめ(Kasaoka Hajime)
執筆コラム
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今週の授業
自社の商品を売れる商品にブラッシュアップするには3つの手順があります。
今回は、その3つの手順について解説します。
手順1.商品でお客様の課題を調べる
実は、通販ビジネスの根本は問題解決です。なぜなら、基本的にお客様が検索して商品を探すからです。その検索キーワードに問題・課題が含まれている事が多いです。
そして、売れている商品は、例えば、食品だとしても「ただ美味しい」だけでなく、何かお客様の問題を解決していることが多い。
よって、売りたい商品が決まったら、「商品でお客様の課題を調べる」ことをします。
具体的には、Yahoo知恵袋や教えてgooなどのネットで調べてみるか、買ってもらいたいお客様ターゲット層に直接聞いてみましょう。
手順2.商品の裏の価値・真の価値を考える
次に商品の主の価値(例えば、美味しい)だけではなく、お客様の課題を解決する裏の価値・真の価値を考えます。
1で商品に対するお客様の課題がわかったら、その課題をあなたの商品で解決できないかを考えるのです。
例えば、「店主が理想のチーズケーキを追求してついに完成した」というストーリーの商品(チーズケーキ)があったとします。
その後、Yahoo知恵袋や教えてGooでチーズケーキについての課題を調べると「上手に作る」というキーワードが目立っていたことがわかります。(実際にそうです)
上手に作りたい理由は「家族や子供、彼氏や友達に手作りチーズケーキを食べてもらって喜んでもらいたい」らしい。
であれば、チーズケーキとチーズケーキの材料をセット販売して、作り方動画を公開することにより、美味しいチーズケーキを食べたいだけでなく「自分で作って美味しさを共有して
褒められたい」という課題解決が真の価値として認められるかもしれない…と考えていきます。
手順3.売れるキャッチコピー、商品名、写真に商品を寄せる
そして最後に「売れるキャッチコピー、商品名、写真に商品を寄せる」という作業をします。
ネット通販の場合、お客様は、文字と写真で商品を判断せざるを得ません。つまり、商品名とキャッチコピー、そして写真で最初の判断をする。
また、検索して商品を探すので、商品名やキャッチコピーに含まれるキーワードが検索エンジン対策(SEO)に必要になります。
そうすると、商品名及びキャッチコピーには、次の2つのキーワードを入れる必要があります。
(1)商品を選んでもらう特徴がわかるキーワード
(2)検索数ができるだけ多いキーワード
ちなみに検索数が多いキーワードは、Ubersuggestなどのツールがあります。Googleで「検索キーワード数 調査」などで検索するといろんなツールが出てくるので調べてもらいたい。
そして、商品をこれらの言葉に寄せてブラッシュアップする作業を検討します。
つまり、商品から名前やキャッチコピーを考えるのではなく、名前やキャッチコーピーから商品を考えるのです。
例えば、先程のチーズケーキの話で例を挙げます。
「チーズケーキとチーズケーキを自分で作る食材のセット」を販売するところまで話しましたが、Amazonや楽天の売れ筋、Yahoo知恵袋や教えてgooなどの調査で、売れているチーズ
ケーキの特徴の1つに「黒い」というキーワードが目立つことに気がついたとします。
そして、Ubersuggestでキーワードボリュームを調べると「レシピ」というキーワードが多いことがわかった。
そこで、「チーズケーキと自分で作れる材料セット」という自分で考えた商品を「黒いチーズケーキと自分で作れる材料・レシピセット」に変更。
黒いという特徴を表すキーワードとレシピという検索ボリュームが多いキーワードを入れたという形です。
そして、もともと黒くないチーズケーキを黒くなるよう、キーワードに合わせてレシピをブラッシュアップした、といった感じで進めます。もちろん可能な範囲で。
▼まとめ
いかがでしょうか?
今回は、「自社の通販商品をブラッシュ3つの手順」というテーマで、
1. 商品でお客様の課題を調べる、
2. 商品の裏の価値・真の価値を考える、
3. 売れるキャッチコピー、商品名、写真に商品を寄せる
というお話をしました。
良い通販商品ができるといいですね。
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