YMYL関連サイトのコンテンツ

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)

執筆コラム

今週の授業

皆さまはYMYLという略語をご存知でしょうか?

Your Money Your Life の略で、前半部分は投資や金融など、後半部分は医療や健康などのことです。

Googleは検索キーワードがYMYL関わるサイトを検索するものと判断した場合、自動的にE-A-T(後で説明します)が十分にあるサイトを上位に表示するようにしています。

つまり、YMYLに関わるキーワードで検索結果の上位表示を狙うためには、サイトのE-A-Tが重要ということです。

2018年ごろから特に重視され始め、今では、医療や健康、投資や金融などに関するサイトにおいては、E-A-Tを重視したコンテンツ造りが欠かせません。

また、同様に法律関連においてもE-A-Tが重要で、士業のサイトなどが対象となります。

▼E-A-Tとは

  • Expertise(専門性):
    サイトやコンテンツは、専門家、あるいは経験豊富な組織や人物が情報源となっている。通常は、特化し深く掘り下げられている。
  • Authoritativeness(権威性):
    サイトやコンテンツの作成者は、特定のトピック(分野)において多くの人に認められている存在であり、 様々な形式の自然リンクによる支持を受けている。
  • Trustworthiness(信頼性):
    サイトは信頼できると思わせるものであり、曖昧であったり、ウェブサイトが伝えようとしていることを信じるのは難しいと思わせるものではない。

▼E-A-Tを高めるためにはとは

  • Expertise(専門性):
    発信している情報の分野において、職歴や学歴、専門知識があることをしっかり示す事が重要である。
    例えば、コンテンツの先頭部分で肩書、氏名などを記載し、プロフィールのページへリンクを張るようなことをすると効果的。
  • Authoritativeness(権威性):
    発信している情報の分野において、資格や表彰歴、取材歴や著書などがあれば、それらをしっかり示す事が重要である。
    例えば、これらの情報を記載したページへリンクを張るようなことをすると効果的。
  • Trustworthiness(信頼性):
    専門性や権威性が不足していても信頼性を高めることはできる。信頼性を高めるためには、コンテンツ内で主張している意見や見解の裏付けとなる証拠をなるべく多く見せる。証拠には、実体験、データ、表などがある。
    権威性について補足すると、実は権威のある組織や機関からの被リンクが最も効果的なのですが、そのようなところからリンクををもらうことは容易では
    ありません。

そこで、本メルマガでは、実現可能性を考慮した方法をお伝えしました。

ところで、E-A-Tについては、実は、YMYL関連サイト以外でも重視されています。「うちのサイトはYMYLじゃないから関係ない」ということではないのです。

「うちのサイトはYMYLじゃないから関係ない」と感じて、読み飛ばしてしまった方、ゴメンナサイ!

最後までの読んでいただ方は、本コラムを参考に、E-A-Tを高めることに取り組んでみてはいかがでしょうか。

地道に取り組むと、検索順位上昇というご褒美がもらえるかも…

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