ユーザーのインテントを理解する
今回の授業の先生
WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)
執筆コラム
- 【質問】どうすれば既存サイトをオウンドメディア化できますか? - 2022/1/19 オウンドメディアとは、本来は「自社で所有するメディアの総称」ですが、Webマーケティングでは、自社で構築し情報発信するサイトと位置付けるのが一般的でしょう。
- ユーザーのインテントを理解する - 2022/1/12 ユーザーのインテントとは、平たく言えば、ユーザーの検索意図となります。これは、Google が掲げる10の事実の一つ目に関連するとても重要なナレッジです。
- 【質問】YouTubeで集客効果を得るには、どの位頑張れば良い? - 2021/7/7 YouTubeでの集客を考えるなら、計画的に取り組み、その取組を努力して続ける必要があるのです。では、一体どんな努力すればいいのか。
- 検索順位に影響するコアウェブバイタルを知る - 2021/6/30 ウェブページUXの重要指標である「コアウェブバイタル」が検索順位のランキング要因として利用され始めましたので解説します。
- 検索上位表示に関するGoogleの見解 - 2020/12/30 2020年9月10日、Googleが公式サイト上で発表したGoogle検索についての重要レポートでのGoogleの見解をまとめてご紹介します。
- 【質問】検索順位は何日くらい待てば上昇するのでしょうか? - 2020/12/23 どの程度で効果が表れるかは、「特定のページのみ」を対象とするか、「サイト全体」を対象とするかで違ってきます。
- BERTアップデートについて - 2020/05/27 BERTアップデートとは、ニューラルネットワーク技術を利用して、Googleが2019年12月に行ったアップデートのことです。
- 【質問】どうすれば画像を検索結果上位に表示できますか? - 2020/5/20 自分達の画像を検索結果の上位に表示させるためには、一体、どうすればいいのか。いくつか、対処法をご紹介します。
- YMYL関連サイトのコンテンツ - 2019/11/18 YMYLとはYour Money Your Life の略で、前半部分は投資や金融など、後半部分は医療や健康などのことです。Googleは検索キーワードがYMYL関わるサイトを検索するものと判断した場合、自動的にE-A-T(後で説明します)が十分にあるサイトを上位に表示するようにしています。
- 【質問】ユニバーサルサーチにはどう対応したらいいでしょうか - 2019/11/11 ユニバーサルサーチとは、従来のテキストベースの情報だけではなく、画像、動画、地図、ニュース、アプリなど、多様なコンテンツを検索可能にするものと定義できます。このうち、画像と動画を取り上げて、質問への回答をしていきたいと思います。
今週の授業
ユーザーのインテントとは、平たく言えば、ユーザーの検索意図となります。これは、Google が掲げる10の事実の一つ目に関連するとても重要なナレッジです。
10の事実の一つ目で、Googleは、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」と表明しています。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えていて、その考えは今も変わっていません。従って、Webサイトで集客するためには、ユーザーのインテントへの理解は必須であり、それは、今後も変わることはないのです。
この非常に重要なユーザーのインテントを改めて整理し理解しておきましょう。
1.Know(知りたい)
検索キーワードに関する具体的な情報を知りたい
一般的には行動から最も遠く、コンバージョンには結び付きにくい。ただし、オウンドメディアの場合には、この意図に応えるコンテンツが重要。ユーザーが知りたいことについて、事実を正確にかつ分かりやすく伝える必要がある。
2.Go(行きたい)
検索キーワードの場所に行きたい、着きたい
目的がはっきりしているという特徴がある。この意図で表示されるサイトやページには、地図や住所を明確に記載する。サイト内にGoogle Mapを埋め込むのもよい。
3.Do(やりたい)
検索キーワードに関する事柄を行う場合の具体的な方法やコツなどを知りたい
将来的な行動意欲が見受けられるため、Knowに比べ、コンバージョンの可能性は高い。この意図で表示されるサイトやページには、やり方やコツ、材料、道具、注意点などを明確に記載するとよい。
4.Buy(買いたい)
検索キーワードに関する商品やサービスを入手したい
Doとも考えられるが、「購入」に絞られているため、別の意図として分類される。「レビュー」や「口コミ」といったキーワードと一緒に検索されることが多い。商品やサービスの長所や解決できる課題・問題などをわかりやすく記載するとよい。また、検索ユーザーが商品やサービスの入手を安心して決断できるような配慮も重要。
コンテンツを提供する際は、上記4点の検索意図を踏まえることがとても重要です。
実際にどんなコンテンツが検索意図にあっているのかを知るためには、検索上位のサイトを参考にしてみるのが近道です。
上記4点の検索意図をイメージしながら、検索上位のサイトを確認すれば、コンテンツ制作のヒントがきっと見つかるはずです。
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