【質問】ツールを使って、カンタンにWebサイトを作りたい。注意すべき点はありますか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
重藤 進二(しげとう しんじ)

執筆コラム

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今週の質問と回答

【Q】
長年取引のある企業より、ホームページを立ち上げたいが、どうすれば良いか相談を受けました。
従業員が数名の企業で、ホームページ制作に手が回らなかったようです。
簡単に使える、クラウド型のWeb作成ツールを紹介するつもりですが、注意点があれば教えてください。
─────────────────────
【A】
Webサイト作成ツールは、気軽に利用することができ、使い方によっては、構築・運用費用を抑えつつ、自社や商品・サービスの効果的なアピールを行っている企業も多いです。
一方で、気軽さのゆえ、更新されないまま放置され、自然消滅するようなケースもよく見られます。
作っておしまいにならないよう、末永くWebサイトを活用できるよう、ツールを利用する企業自身で着実な準備を進めることが重要です。
———————–
→Webサイトで伝えたい内容を明確にする

  1. 経験則ですが、簡易なツールを使う場合でも、伝えたいことが明確な企業ほど、Webサイトが活性化するケースが多いです。
  2. 当たり前のことですが、Webサイトを作る目的5W1Hを明確にすることが重要です。
  3. その意味で、Webサイトの要件定義として、ペルソナ、カスタマージャーニーマップの明確化は、実施したほうがよいでしょう。

→コンテンツの準備は、自社で取り組んでみる

  1. 長年経営している企業は、確立したビジネスモデルやお客様との対応力があります。また、アピールできる商品、製品などもあるはずです。
  2. 一方で、Webサイトに掲載するには、伝えたい内容がキーマンの頭にあって、文書化されていない、商品の写真等、情報が整理されていないことも多いです。
  3. Webサイトの機能を工夫することで魅力的に見せることもできますが、今回は作成ツールを使うので、利用できる機の拡張性能にも限度があります。コンテンツ自体の魅力は重要です。
  4. 少し大変ではありますが、極力、自社の言葉や写真でコンテンツを制作することが、Webサイトの特徴や優位性を生み出す可能性が高くなります。まずは気軽に取り組んでみましょう。
  5. とはいえ、必要最低限の常識はあったほうが良いです。例えば写真については、次のような情報をまずは参考にしてみてください。

・日本政策金融公庫「売上アップにつながる
写真の撮り方ガイド」PDF
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/phototech_guide_restaurant.pdf

・中小機構「イメージアップに繋がる商品撮影
のコツ」動画
https://ec.smrj.go.jp/domestic/4/2-2/

→無理せず操作方法を覚える

  1. Webサイトの作成ツールは、カンタンにサイトが作れるよう工夫されていますが、操作に慣れるには、少し時間がかかる人もいます。一気に覚えようとすると、そこで飽きてしまい、その後の運用が続かないケースもあります。無理のない範囲、スケジュールで、少しずつ操作方法を理解していくのが良いでしょう。
  2. Google検索やYouTubeなどで様々な利用方法が出ていますので、参考にしてください。

→サービス料金や利用規約を理解する

  1. こうしたツールは、月や年単位で簡単に利用することができます。一方でプランの選択により、できること/できないことがありますし、サービスの仕組みが変わって、利用上問題になることがあります。
  2. サービスを利用開始するときはもちろんですが、料金請求時やサービス改訂の際には、料金プランや利用規約を再確認して、内容を理解(必要に応じ見直し)することが重要です。
  3. ご自身で取引先の相談に応えるのも限界があります。取引先には、Web活や公共機関の等無料相談等を使うよう、おススメすることもよろしいかと思います。
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