検索上位表示に関するGoogleの見解

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)

執筆コラム

今週の授業

2020年9月10日、Googleが公式サイト上で、「How Google delivers reliable information in Search」というレポートを発表しました。
 
「Google は、検索において、どのようにして信頼性の高い情報を提供しているのか」ということを説明した重要なレポートです。
 
この中で、いくつか着目すべき見解が述べられています。
 
以前メルマガで「BERTアップデート」を紹介しました。BERTアップデートによって、検索エンジンは、従来以上に検索ユーザーの検索意図を理解できるようになると、そのメルマガでもお伝えしました。
 
この件に関連したこととして、先のレポートの中で、BERTアップデートにおいて「誇張された言葉や画像、不正確、低品質、無益な言葉や画像は理解できない」と述べています。
 
当たり前のように聞こえますが、裏を返せば、検索エンジンは、「誇張されておらず、正確、高品質、有益な言葉や画像は理解できる」と言っていると解釈して差し支えありません。
 
このような見解を示唆している点が重要なポイントと言えます。Googleが、検索結果の上位に表示する上で重視しているポリシーを表明していると考えられるからです。これが、1点目の着目すべき点です。
 
また、検索結果の妥当性の確認についても触れており、その際、これも以前「YMYL関連サイトのコンテンツ」というタイトルのメルマガの中で照会した「E-A-T」を重視していると述べています。
 
Googleは検索結果の妥当性の確認(=評価)のために、1万人以上の評価者によって、検索結果を評価しています。その評価において、「E-A-T」を重視しているのです。
 
つまり、評価者が「E-A-T」という基準で評価した結果と、検索エンジンの検索結果の整合性を確認し、乖離などについて、検索エンジン開発部門にフィードバックしているのです。
 
フィードバックしているのですから、検索エンジンの検索結果が「E-A-T」を基準にした評価に近似してくるのは自明です。これが、2点目の着目すべき点です。
 
他のことにも言及していますが、検索上位表示ということに関連していることとしては、これら2つの点が特に重要です。
 
改めて、これら2点を意識したコンテンツ創りを行い、検索上位表示を目指してみてはいかがでしょう。
 
Googleのポリシーを素直に受け止めて頑張るあなたに、Googleが検索上位表示で応えてくれかも…

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