UAデータのバックアップ保存はできますか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
桑原 篤史(くわばら あつし)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
ユニバーサルアナリティクス(UA)のデータをバックアップ保存することはできるのでしょうか?
  
─────────────────────
  
【A】
UAデータのバックアップ保存の方法はいくつかあります。
それぞれの方法で難易度や費用が変わってきますので説明します。
  
─────────────────────
  
UAデータのバックアップの方法は5つあります。
  
1.UAプロパティのレポート画面から個別にエクスポートする。
→無料で最も簡単にバックアップを取得できる方法です。おすすめの方法なので手順については最後に説明します。
  
2.Googleスプレッドシートのアドオンを利用する。
→この方法も無料で比較的簡単にバックアップを行
うことができます。
詳しい利用方法は以下のURLを参照してください。
https://developers.google.com/analytics/solutions/google-analytics-spreadsheet-add-on?hl=ja
  
3.Reporting APIを使用してアプリを開発しエクスポートする。
→こちらはプログラミングの知識がないと実現できないのでおすすめできません。
  
4.Googleアナリティクス360 を利用している場合は、BigQueryにエクスポートする。
→有料版のGA360を利用していることが前提なので中小企業向けではありません。
  
5.サードパーティのサービスを利用する。
→検索するとサービスを提供しているサイトが出てきます。無料のサービスもあるようなので確認してみてください。
  
主なバックアップの方法は以上です。
  
この中でおすすめは1番のレポート画面から個別にエクスポートする方法です。
  
以下にバックアップ保存の手順を記載します。

  1. UAのプロパティにアクセスし、保存するレポート画面を開きます。
  2. 保存するデータの期間と行数を指定します。
  3. レポート画面右上にある「エクスポート」ボタンを押し、保存形式を指定してエクスポートを行います。
  4. 保存できる形式は、CSV、Excel(XLSX)、Google スプレッドシート、PDFなどです。
  5. 一部、PDFのみエクスポート可能なレポートもありますが、ExcelやCSV形式で保存をしておけば加工したりグラフ表示することも可能です。

手順は以上です。
  
いかがでしょうか?この方法なら誰でも簡単にバックアップを取得することが可能です。
  
デメリットは一つ一つ手作業で行なっていくので時間がかかるということです。そのため全てのデータを保存するのではなく、必要なレポートと期間をあらかじめ整理しておき、必要なデータのみを保存するようにしましょう。

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