【質問】WordPress5.0へのアップデートはいつ行う?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
桑原 篤史(くわばら あつし)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
WordPressで作ったWebサイトを運営しています。
昨年12月にWordPress5.0がリリースされましたが、すぐにアップデートを行なった方が良いでしょうか?
 
【A】
WordPressのアップデートは機能追加だけでなくセキュリティの強化も含まれます。

注意点はいくつかありますが、できることなら早めにアップデートを行いましょう。

アップデートを行う際の注意点やについて説明します。
 
 
WorddPress5.0で何が変わったのか?
 
WordPress5.0へのアップデートは2017年11月に4.9がリリースされてから約1年ぶりのメジャーアップデートになります。

一番大きな変更点としては新しいエディタとして「Gutenberg」という新しいブロックエディタが採用されたことです。

今までのエディタとは編集方法が全く変わりました。評判はというと皆さんなかなか厳しい評価のようです。

徐々に改善を重ねてより良くなることを期待しましょう。旧エディタで今まで通り編集するには「Classic Editor」というプラグインをインストールしてください。

ただし、Classic Editorのサポートは2021年末までとなっていますのでGutenbergを併用し少しずつ慣れておいたほうが良いかもしれません。
 
アップデートの注意点
 
アップデートを行うにあたり、いくつか注意点があります。トラブル回避のためにもやるべきことをきちんと行い慎重に進めましょう。
 
1、必ずバックアップを取りましょう。
 
きちんとバックアップを行うことで万が一のトラブルや不具合の際に元の状態に戻すことが可能になります。
 
2、プラグインが最新バージョンのWordPressに対応しているか確認しましょう。
 
何年も更新が止まっているプラグインを使っている場合は特に注意が必要です。
アップデート後、動作しないなどの不具合が出た場合は別のプラグインに置き換えるなどの対処が必要になります。
 
3、長期間アップデートを行なっていないサイトの場合はホスティングの環境を確認します。
 
WordPressの推奨環境は以下になります。
 
PHPバージョン7.3 以上
MySQLバージョン5.6 以上
 
特にPHPのバージョン5.xを利用している場合は、7.xにあげたことで動作しないプラグインも出てきていますので注意しましょう。
 
4、決まった手順を守ってアップデートします。
 
プラグインをすべて停止
  ↓
アップデート実行
  ↓
停止したプラグインを有効化する
 
5、表示・動作確認を行います。
 
サイト全体の表示を確認。投稿など日常行なっている更新作業が問題なく行えるかを確認します。
 
6、アップデートはアクセス数の少ない時間帯に行いましょう。休業日や深夜、早朝など。
 
実際にアップデートして大丈夫か?トラブルが起きたらどうしようと不安に思う方も多いと思いますが、上記の注意点を守って行うことでかなりのリスクは回避することができます。
 
それでも心配だという方は専門家や制作会社に相談し対応するようにしましょう。  

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