【質問】今話題になっている中国の生成AI「DeepSeek」について教え下さい

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
森屋 将光(もりや まさてる)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
今話題になっている中国の生成AI「DeepSeek」について教え下さい。
─────────────────────
【A】
「DeepSeek(ディープシーク)」は、ChatGPTやGeminiと並ぶ対話型AIサービスとして、革新的な特徴と高い利便性で注目を集めています。
  
「DeepSeek」が注目を集める最大の理由は、高性能でありながら驚異的な低コストを実現している点です。
  
特に「DeepSeek-R1」は、OpenAIのo1に匹敵する性能を持ちながら、無料で利用できることがSNSで話題となって
います。
  
性能面では、数学テスト「AIME 2024」において「DeepSeek-R1」が79.8%、「OpenAI-o1-1217」が79.2%とほぼ同等の正答率を示し、特に推論・数学・コーディング分野で優れた能力を発揮しています。
  
コスト面での優位性も顕著です。APIを利用する場合、100万トークンの入力に対して「DeepSeek-R1」は0.55ドル、「o1」は15ドルとなっています。
  
但し、DeepSeek(ディープシーク)が開発した人工知能(AI)モデルの使用を制限する動きが広がってきています。
  
その原因は中国企業ということもあり、情報漏洩(ろうえい)などの安全保障上の懸念されています。
  
既に台湾の公的機関に対して使用を控える、イタリアは使用制限、アメリカ海軍は仕事でも私用でも使用禁止。
  
また日本企業でもGMOはじめ、ダウンロード、使用禁止などその動きが今後も拡大していくことを懸念する必要があります。
  
また、ChatGPTの10分の1の開発コストとも言われていますが、本当のところは疑問が残りまし、中国の政治問題などについては回答はされません。

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