【質問】LP制作ですが全て画像で作成しても問題ないですか?
今週の質問と回答
【Q】
ランディングページ(LP)を作成しようと思うので
すがHTMLやCSSなどは分からないので、テキスト文
字なども全て画像で作成して、画像を連結する形
で作成しても問題ないですか?
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【A】
全て画像で作成は好ましくありません。
画像をメインにしても結構ですがテキスト部分は
少なからず必要ですので、うまくおり交ぜて作成
してください。
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→「好ましくない」と回答したのは、広告をクリ
ックして訪れたユーザにとってはランディング
ページが画像だろうが、テキストが混ざってい
ようが、ほぼ問題ではないからです。
→「ほぼ」というのは、目の不自由な方には画像
だけではテキストを音声に変換して情報を得た
りできない状態になるので問題があるという意
味です。
→また、画像で作成されたイメージがスマホで表
示された場合、縮小表示されますので、デザイ
ン上の注意が必要です。
→ではなぜ、テキストを混ぜて作成した方が良い
のかということですが、それは広告との関連性
の評価をGoogleが行うからです。
→LPはSEOなどあまり意識しないという理由で、
全て画像で作成されているケースを見かけます
が、Google広告では広告とランディングページ
の関連性の評価を行い広告ランクが決定されま
す。
→この「広告ランク」は「品質スコア」で採点さ
れる仕組みになっており、品質スコアが高いと
広告の掲載順位が上がったり、クリック単価が
下がったりというメリットが得られるのです。
→全てが画像だと、Googleは、この評価ができな
い状態になりますので、広告主であるあなたは
メリットを受けられないということになります。
→広告ランクを決定する品質スコアの評価要素は
以下の通りです。
1. 推定クリック率
広告がクリックされる可能性の高さ
2. 広告の関連性
検索内容に込められたユーザーの意図と広告
との一致の度合
3. ランディングページの利便性
ユーザーにとってのページの関連性、情報の
透明性、操作性
→見て分かる通り、2と3に関してはランディング
ページが画像だとGoogleが判断できません。
よって、品質スコアは最低レベルになるはずで
す。
→これを回避するために、制作業者は画像の代替
となるテキスト情報であるalt属性を設定して
ランディングページを制作したりします。
→ランディングページを画像だけで、作成するし
かない状況であれば、以上のことに注意して作
成してください。
→また、ランディングページでもスマホユーザの
閲覧に対応し、スマホに最適化した表示を行う
レスポンシブウェブデザインでの制作が必須で
す。
→デザインセンスやライティングは出来るのに、
ランディングページを制作する技術が無いとい
う場合は、ツールを利用することも選択肢とし
て検討しても良いですね。
→最後にランディングページが簡単に作れるとい
うツールをご紹介しておきますね。
→まず、買取型では、ワードプレスのテーマとし
てランディングページ作成に特化したツール。
・Colorful(カラフル)
https://lptemp.com/lp
→無料または月額課金で利用できるASPのツール
では、このあたりが有名です。
・フォームメーラー
https://www.form-mailer.jp/
・WiX
https://ja.wix.com/
・ペライチ
https://peraichi.com/
→APSのツールでは無料のプランには広告が入る
ことやフォームが設置できないなどの成約があ
りますので、無料で試して作れると判断したら
有料プランに変更すると良いでしょう。
■今回の授業の先生のプロフィール
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WEB活認定コンサルタント
川端 俊之(かわばた としゆき)
▼プロフィール・経歴
28歳でソフトウェア会社を創業し経営者とな
り12年の間、食品物流会社、アートフラワー
ショップ出店などの経営実績を積み重ねる。
中小企業のITコンサルティング経験は10年
を超え、数々の企業のIT経営実現のアドバイ
ス・インターネット活用したビジネス・業務の
IT化など様々なコンサルティング実績を持つ。
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