WEB活用の教科書

1.はじめに

オズボーンのチェックリストとは、
ブレーンストーミングの考案者である、
A・F・オズボーン氏の著書「創造力を生かす」で
著名な9つのチェックリストを活用した
発想の法則のことです。

自社の商品やサービス等を9つのチェックリストの
観点より分析をすることで、顧客に対して
『価値』提供に繋がるアイデアを考案・整理をして、
具体化する機会を得ることができます。

2.チェックリストの観点

9つのチェックリストの観点を記載します。

(1)転用:他に使い道はないか(Other use)

新しい使い道はないか、少し視点を変えることで
他に使い道はないか

(2)応用:他のアイデアを適応できないか(Adapt)

他に似たモノやアイデアを活用できないか

(3)変更:変えてみたらどうか(Modify)

仕組み、形式、意味合いを変えたらどうか

(4)拡大:大きくしてみたらどうか(Magnify)

何かを加えたらどうか、頻度や回数、
質量を増やしたらどうか

(5)縮小:小さくしてみたらどうか(Minify)

何かを減らしたらどうか、分割や省略したらどうか、
やめたらどうか

(6)代用:他のもので代用できないか(Substitute)

他の素材や要素(人・物・情報)にしたらどうか

(7)置換:入れ替えてみたらどうか(Rearrange)

それぞれの要素を入れ替えてみたらどうか

(8)逆転:逆にしてみたらどうか(Reverse)

順序や位置、役割や考え方を逆にしてみたらどうか

(9)組み合わせてみたらどうか(Combine)

別のものやアイデアと結合したらどうか

3.ビジネスでの活用例

オズボーンのチェックリストを活用例として、
「9.組み合わせてみたらどうか(Combine)」の
観点で検討すると、現行の商品やサービスに対する
販売方法を見直す施策のヒントとして活用できます。

WordPressで作成された会員専用のWEBサイトとして、
会員ユーザーの「ログインIDとパスワード」で、
今までユーザー認証をしていたケースの場合では、
新たに「ソーシャルログイン」機能[※1]を加えて
ユーザー側の利便性を高める施策が考えられます。

SNS(Facebook・Twitter・Google+など)の
ソーシャルアカウントがあれば、ユーザーは
面倒な入力を行わずに会員専用のWEBサイトに
ログインすることができます。

WEBサイトから離脱してしまう可能性のある
見込み客に対して有効と考えられる施策です。

[※1] WordPressのプラグインとして、
「ソーシャルログイン」機能の実装例として、
「Gianism」プラグインを適応する方法があります。

4.まとめ

本稿では9つの「オズボーンのチェックリスト」の
観点のうち、WEBサイトでのビジネス活用例として、
一事例を取りあげて、概要をご紹介いたしました。

商品やサービス自体の価値を高める改善であったり、
商品やサービスを顧客に提供するプロセス(過程)
を改善することで顧客体験の価値向上を実現する等、
様々な場面で活用することのできる発想の法則です。

観点を変える事で新たな気付きが得られます。
是非、皆様も取り組んでみてはいかがでしょうか。

 
 ■今回の授業の先生のプロフィール
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  WEB活認定コンサルタント
  黒石 悌(くろいし なお)

  ▼プロフィール・経歴
  株式会社SMSデータテック
  東京都内のIT関連企業に所属し、新規サービス
  の開発から運用・改善までの複数プロジェクト
  を歴任する。

  ”ビジネスとITの橋渡し”を主眼としたコンサル
  ティング実績として、通信系(営業マネジメン
  トのWEBサイト)や金融系(WEBシステム)の開
  発プロジェクトとあわせて、企業における内部
  統制の整備や ITSMS規格、PMS規格の認証取得
  支援等の実績を持つ。

  2016年4月より、東京 商工会議所のWeb戦略
  パートナーとして活動中。

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