ホームページに欠かせないコンテンツ作成の考え方

WEB活用の教科書

 ホームページを開設する際や運用を開始した後で
 一番頭を悩ませるのがコンテンツの作成ではない
 でしょうか?

 構成は決まって、あとは中身(コンンテンツ)を
 考えるだけ、というところで手が止まってしまう
 担当者も多いのではないでしょうか?

 コンテンツ作成を進める上で重要なことは、はじ
 めから100%完成したものを作ろうと思わないこ
 とです。

 せっかく時間と費用をかけてホームページを開設
 するのだから完璧なものを作成したいという気持
 ちはわかります。

 しかしながら、はじめから完璧な内容を求めてし
 まうと思うように作業が進まず、公開がどんどん
 遅れてしまいます。

 実際に私が支援した企業でも、公開までに半年以
 上かかったり、時間だけがすぎて結局中途半端な
 状態で公開してしまったケースがいくつもありま
 す。

 ホームページはユーザーに見てもらわなければ開
 設する意味がありません。1日でも早く公開する
 ことを目標に、まずは70%~80%程度の完成度を
 目指してコンテンツを作成していきましょう。

 実際にホームページ公開後、SEOに取り組み、情
 報を発信し続けても、キーワード検索で上位に掲
 載されるようになるには数ヶ月はかかります(キ
 ーワードにより期間は大きく変わります)。

 ということはそのアクセスの少ない期間に、コン
 テンツの追加・修正を行っても十分間に合うとい
 うことです。

 また、公開後にコンテンツの追加・修正を行うっ
 ていくことがSEOの視点でも良い影響を与えると
 いう副産物もあります。

 完璧なコンテンツが作成できたとしても、そのま
 までは検索順位も上がってきません。
 重要なのは公開後の更新(情報発信)です。

 少しずつ改善を繰り返しながら完成度を上げてい
 く。そうすることでサイトのパフォーマンスも上
 がってきます。

 サイト運営に、ゴールはありません。

 WEBサイトからの集客や売上げを目的とするのなら
 コンテンツは発信し続けなければなりません。
 
 ホームページは公開してからの運用で成否が決ま
 ります。難しく考えてしまって立ち止まっている
 より、一歩進んで1日も早く運用を開始すること
 を目標にコンテンツ作成を進めてみてください。

 ■今回の授業の先生のプロフィール
 ──────────────────────────
  WEB活認定コンサルタント
  桑原 篤史(くわばら あつし)

  ▼プロフィール・経歴
  印刷・サイン業界で約15年、企業ブランドの
  イメージ戦略、販促支援などの企画営業を経験
  し、2009年に独立。
  中小企業、特に小規模事業者を中心にIT導入か
  らWebサイトの企画、構築、運営まで一貫して
  支援を行っています。
  ITコンサルタントの活動とあわせ、Web制作事
  業を行い、多くのサイト制作や運営サポートに
  携わることで、実務経験に基づいた成果を出す
  ためのWeb活用を支援します。
  2015年4月より、東京商工会議所のWeb戦略
  パートナーとして活動中。

 ※詳しいWEB活コンサルタントのプロフィールは
  こちらをご覧ください 
  >>> https://goo.gl/fB1yRq

-->「WEB活用の教科書」バックナンバーを見る

無料メルマガ「WEB活用の教科書」購読申し込み

お名前とメールアドレスと入力して[無料メルマガを購読する]をクリックすると、中小企業~個人事業主がWEBを活用してビジネスを展開するために必要なノウハウをお届けする無料メルマガ【WEB活用の教科書】を毎週水曜日にお届けいたします。いつでも配信解除ができますので、お気軽にご購読ください。

    氏名 必須

     

    メールアドレス 必須