ChatGPTををこのまま使っても大丈夫でしょうか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
森屋 将光(もりや まさてる)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
現在ChatGPTを使用しています。運営するOpenAIが2024年までに破産する可能性もあると聞いていますが、このまま使っても大丈夫でしょうか?
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【A】
2023年8月12日の記事で、OpenAIは無料版ChatGPTの運用のために毎日約70万ドルを費やしており、その中にGPT-4やDALL-E2などの他のAI製品は含まれていないため、現在Microsoftの100億ドルの資金提供によって何とか持ちこたえている状態と報じています。
  
OpenAIとChatGPTは、初日から驚異的なスタートを切り、記録的な登録数を達成しましたが、過去数ヶ月間でユーザーベースが着実に減少しています。
SimilarWebによれば、2023年7月にはユーザーベースが6月と比べて12%減少し、17億人から15億人に減りました。
  
約70万ドルかかっている費用は現在、Microsoftと最近の投資家によってカバーされています。
しかし、定期的なコストとOpenAIの迅速な収益の創出の無力さは、OpenAIが状況を変えることができなければ困難な状況に陥ります。
  
OpenAIの抱えている問題は、数々の無料LLMが登場して、GPT-4に課金するユーザーが減り続けている事です。
  
また、OpenAIの技術者の年俸は、約2億円と言われています。
これもOpenAIにとって足かせになっています。
  
万一OpenAIがM&Aされる事があれば出資者であるMicrosoftが放っておかないでしょう。
  
私自身有料版のChatGPTを使用してますし、仕事をする上でChatGPTは必要不可欠です。
  
1年経った今ですが、何らかの対策が講じられると予想されるされるため、ChatGPTを使い続けても問題ないと思われます。

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