【質問】WordPressの更新で注意することはありますか?
今週の質問と回答
【Q】
WordPressの管理画面に更新の案内が出てい
ます。そのまま更新しても大丈夫でしょうか?
更新を行う際に気をつけることはありますか?
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【A】
WordPressの更新には以下の3種類あります。
01.WordPressの更新
02.テーマの更新
03.プラグインの更新
更新(アップグレード)はセキュリティ対策や
プログラムのバグの修正などがあると行ってい
るので、できるだけ最新の状態に更新するよう
にしましょう。
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→更新時の注意点ですが、3つすべての更新に共
通することは、アップグレードを行う前に必ず
バックアップをとっておくことです。
特に01のWordPressの更新を行ったあとに急
に画面が真っ白になって何も表示されなくなっ
てしまった、プラグインがアップグレードに対
応しておらず一部の機能が使えなくなってしま
ったなどの現象が起こる可能性があります。
その際にきちんとバックアップを行っていれば
復元を行うことで、元に戻すことができます。
→更新は下記の手順で行ってください。
01.プラグインを全て停止する。
02.更新する。
03.停止したプラグインを有効化する。
→WordPressの更新を行ったら、必ず動作確認
を行ってください。
動作していない箇所はないか、使えなくなって
いる機能はないか、表示崩れは起きていないか、
など、一通りのチェックを行ってください。
→プラグインについては、更新画面に制作者の
アップグレードへの対応状況(バージョンとの
互換性)が表示されていますので参考にしてく
ださい。
→アップデート後、不具合が発生した場合の対応
ですが、復元して元のバージョンに戻す、別の
プラグインに変更し修正するなどの対応が必要
になります。(発生した現象により対応が変わ
ります)
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最後に、一番気をつけてほしいことは、更新の案
内が表示されているからと言って、すぐに更新を
行わないということです。
重要なセキュリティアップデートでなければ、し
ばらく様子を見て、プラグインの対応状況や他の
人の対応をネットで調べ評価を確認してから更新
を行うということで問題ありません。
前回大丈夫だったから今回も大丈夫だということ
ではありません。
必ずバックアップをとることを忘れずに、慎重に
行ってください。
わからないから不安だ、ということがあれば、無
理に更新は行わずに専門家や制作会社に相談する
などして対応するようにしましょう。
■今回の授業の先生のプロフィール
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WEB活認定コンサルタント
桑原 篤史(くわばら あつし)
▼プロフィール・経歴
印刷・サイン業界で約15年、企業ブランドの
イメージ戦略、販促支援などの企画営業を経
験し、2009年に独立。
中小企業、特に小規模事業者を中心にIT導入
からWebサイトの企画、構築、運営まで一貫
して支援を行っています。
ITコンサルタントの活動とあわせ、Web制作
事業を行い、多くのサイト制作や運営サポート
に携わることで、実務経験に基づいた成果を出
すためのWeb活用を支援します。
2015年4月より、東京商工会議所のWeb戦略パ
ートナーとして活動中。
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