【質問】ネットでの成約率や効果を測る指標はどんなものがありますか?
今週の質問と回答
【Q】
ネットでの成約率や効果を測る指標は
どんなものがありますか?
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【A】
よく使われるものは、例えば、次のようなもの
があります。
・コンバージョン(CV)
・コンバージョン単価(CPA)
・コンバージョン率(CPC)
・クリック率(CTR)
・シービーエム(CPM)
・ロアス(ROAS)
・ライフタイムバリュー(LTV)
これらを一つ一つ説明していきます。
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→ネットでビジネスをする場合、少なからず
効果計測をしなければなりません。
その効果測定の指標となるもので、
基本的なものを説明していきます。
→コンバージョン(CV)
まずは、コンバージョン。コンバージョンとは
目標(ゴール)です。目標を達成した数を
コンバージョン数と言います。
例えば、Webサイトの目標が問合せであれば、
Webサイトからの問合せの数がコンバージョン数
となります。
通販サイトのように販売が目的であれば、
注文がコンバージョン。
注文数がコンバージョン数となります。
→コンバージョン単価(CPA)
コンバージョン単価とは、コンバージョンを
1つ獲得するためにかかった費用です。
例えば、広告費を1万円かけて、問合せが
2件来た場合、CPAは5,000円となります。
→コンバージョン率(CVR)
コンバージョン率とは、Webサイトに流入
した数に対するコンバージョンした割合。
例えば、キーワード広告を出して、
100回クリックされて、ホームページに
来てもらい、3つ販売できたのであれば、
CVRは3%となります。
→クリック率(CTR)
クリック率とは、表示された広告の回数に
対してクリックされた割合。
キーワード広告を出向して、1000回表示されて
50回クリックされた場合、CTRは5%となります。
→シーピーエム(CPM)
CPMとは、広告が1000回表示されたあたりの料金。
たとえば、キーワード広告を出稿して、
1000回表示されるのに、広告費が500円であれば、
CPMは500円となります。
→ロアス(ROAS)
ROASとは、広告経由の売上÷広告費。つまり、
広告費の何倍の売上を上げられたかをみる
効果測定法です。
例えば、1000円の広告費をかけて5000円の
売上があれば、ROASが5倍というような
言い方をします。
ただし、適正倍数は、商品によって異なるので
どちらかというと、前回の広告に対して、
今回は、どのくらい効果的であったかという
判断材料になります。
→ライフタイムバリュー(LTV)
顧客生涯価値友いわれ、お客様が長期的に
支払ってくれる売上を言います。
LTV=1回あたりの平均購入額
?年間平均購入回数?平均継続年数
通販、ECサイトでは重要な指標で、長い目でみて
その広告が効果があるかを判断する指標となります。
いかがでしょう。
今回紹介したものは、基本的な指標です。
ぜひ慣れておいてください。
■今回の授業の先生のプロフィール
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WEB活認定コンサルタント
笠岡 はじめ(かさおか はじめ)
▼プロフィール・経歴
2000年ころから全国ネットテレビ局通販サイ
トのプロデュース、マーケティング、運営支
援の他、大手コンビニエンスストアの決済シ
ステムや外資系有名ニュースメディアのニュ
ースサイト運営などのプロジェクトに関わる。
現在は、飲食店の経営コンサルティング会社
、株式会社飲食店繁盛会の代表として、飲食
店のコンサルティングや飲食店のWeb活用の
サポートをすると同時に、東京商工会議所の
Web戦略パートナーとして東京の中小企業の
Web活用のサポートをしている。
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