【質問】検索順位が下がったのですが、今月何かありましたか?
今週の質問と回答
【Q】
自社のWebサイト、これまでGoogle検索では、対策
しているキーワードで常に10位以内にランキング
されていたのですが、3月に入ってから急に20位
以内にも入らなくなってしまいました。今月、
Google検索で何かあったのでしょうか?
また、今後どのような対処を行えば良いのでしょ
うか?
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【A】
はい、確かに3月上旬の数日間に亘り、Google検索
の結果に大きな変動がありました。私がご支援し
ているWebサイトでも、対策キーワードによる検索
にてランキングが20位前後、乱高下をする状況が
しばらく続きました。現在ではその変動は収束し
ましたが、この変動の前後において、検索順位の
ランキングが大きく変わってしまった、という
サイトも多いのではないでしょうか?
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→この変動は、Google検索におけるコアアルゴリ
ズムのアップデートが行われたことにより発生
したものと考えられます。Google検索の公式
Twitterアカウントが、3月12日にツイートした
内容によって、アップデートを実施したことを
明らかにしています。
Google検索の公式Twitterアカウント
https://twitter.com/searchliaison
→コアアルゴリズムというのは、Google検索の
順位を決める為のもっとも重要なアルゴリズム
のことです。Googleでは、検索結果の改善を
図る為に、日々アップデートのリリースが行わ
れているのですが、今回はコアアルゴリズムに
対して広範なアップデートが実施されたという
形になります。このようなコアアルゴリズムの
アップデートは年数回、定期的に行われている
ということです。
→今回のアップデートにより、順位が下がったと
しても、サイトに何か問題があるという訳では
必ずしもありません。公式Twitterアカウント
では、次のような説明がなされています。
“今、順位が下がったページであっても、何か
悪いことがある訳ではありません。そうでは
なく、以前は過小評価されていたページに
良い評価が与えられるようシステムに変更が
行われたのです。”
→それでは、順位が下がってしまった場合には
どのような対処を行えば良いのか、ということ
ですが、これについても公式Twitterアカウント
からは、次のような投稿が行われています。
“順位が下がったページにとって、素晴らしい
コンテンツを提供することに集中し続ける
こと以外の対処方法はありません。”
これを見る限り、今回のアップデートはより
コンテンツを重視し評価する方向での修正が
行われたものと推察されます。
→今後も、この方向性でのアップデートが継続
して行われていくものと思われます。そのよう
に考えますと、ユーザーが求める良質なコンテ
ンツを提供し続けることが、益々重要になって
いくと言えるでしょう。
■今回の授業の先生のプロフィール
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WEB活認定コンサルタント
松本 年史(まつもと としふみ)
▼プロフィール・経歴
約15年間にわたり、主に外資系IT企業において
新規開拓営業に従事した後、経営コンサルタント
として独立。
独立前の10年間は、データ分析ソフトウェア(BI
/BA)の導入を通じて、顧客企業の意思決定シス
テムやマーケティング自動化システムの構築支援
を行う。
独立後は、ITコーディネータ/中小企業診断士と
して中小企業を中心にコンサルティングを提供。
Webマーケティングを含むマーケティング戦略の
立案から営業支援まで、顧客企業の売上拡大に
向けた取組みを幅広く支援している。
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