Search Console をもっと活用しよう!
Googleのツールのうち、Analyticsといえば、ア
クセス解析。Adwordsといえば、広告ですよね。
では、Serach Console といえば、ん!?
「サイト管理」とでもいえばいいでしょうか。
いずれにせよ、実はとても役に立つツールなんで
すが、軽く見られがちでもあります。そこで、今
日はSearch Console でできる、代表的なことを
おさらいします。
▼Googleからのメッセージ確認
サイトの問題などに関する重要なメッセージを受
信できるので、定期的確認しましょう。
(メッセージ)メニュー
▼ペナルティの有無の確認
サイトにペナルティが発生しているか確認できる
ので、こちらも定期的確認しましょう。
(検索トラフィック>手動による対策)メニュー
▼HTML改善警告の確認
重複しているページタイトルやディスクリプショ
ンがホームページ内に存在している場合、その
URLと重複している内容が表示されます。
SEO的にもったいない状態ですので、各ページごと
に固有の内容となるように改善しましょう。
(検索での見え方>HTMLの改善)メニュー
▼流入キーワードの確認
Analyticsで「not provided」となっている部分の
詳細なキーワードが確認できます。現在では、
「not provided」の比率が90%以上というサイトも
珍しくなくなってきました。
また、キーワードごとのクリック数、表示回数、
CTR(Click Through Rate)、掲載順位も分かりま
す。
(検索トラフィック>検索アナリティクス)メニュー
▼流入デバイスの確認
検索ユーザーが、PC、スマホ、タブレットのうち
どのデバイスから到達したのかを確認できます。
また、デバイスごとのクリック数、表示回数、
CTR(Click Through Rate)、掲載順位も分かりま
す。
(検索トラフィック>検索アナリティクス)メニュー
▼モバイルユーザビリティの問題の有無の確認
モバイルユーザビリティのエラーの有無が分かりま
す。エラーがあればSEO的好ましくない状態ですの
で、改善しましょう。
(検索トラフィック>モバイルユーザビリティ)
メニュー
あえて一言でいうと、「サイトの現状確認」ができ
るツール、それが、Seach Console である。といっ
た感じでしょうか。
以上、Serch Console でできる代表的なことを紹介
しました。紹介したことだけでも十分、利用価値が
あると思いませんか?
さらに、ここに示した以外にもできることが色々あ
ります。これを機に、Search Console の活用法を
見直してみてはいかがでしょう。
新たな発見があるかも知れませんよ。
皆様のサイト改善のヒントとして活用して頂ければ
幸いです。
■今回の授業の先生のプロフィール
──────────────────────
WEB活認定コンサルタント
五島 一輝(ごしま かずてる)
▼プロフィール・経歴
文系のICTエンジニアとして社会人をスタート。
以来、30年以上にわたり、100を超えるシステ
ムの企画、設計、構築、調達を行い、企業で使
われる殆どのシステムに精通。
その間、中堅・中小企業に対し、常に、「経営
に貢献する」ことにこだわったICTの企画・設
計を提供し続けることで、多くの企業の経営改
革に貢献してきた実績を持つ。
「各企業の問題の改善にとどまらず、特徴や長
所を活かした最適なICT」を提供して、多くの
企業の経営革新を支援。
「ICTの総合診療医」として、企業の個性にあ
ったICT活用の処方箋創りでのアドバイス実績
も多数。また、「顧客のため、社員のため」の
セキュリティ強化や個人情報保護の支援も行っ
ている。
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