WEB活用の教科書

 あなたは「ロングテールSEO」って
 聞いたことありますか?

 ほとんどの中小企業さんが、いわゆる「ビックワ
 ード」や「ミドルワード」でSEOに一喜一憂して
 いるケースが多いのですが、あなたのサイトは
 どうでしょう?

 ピンとこない方に私の運営している給与計算ソフ
 トの販売サイトを例に、説明しますね。

 このサイトでは、なにがビックワード・ミドルワ
 ードになるのかというと、こんな感じです。

 ビックワード:「給与計算」
        月間平均検索数 8,000
 ミドルワード:「給与計算 ソフト」
        月間平均検索数 2,400
 
 給与計算ソフトが欲しくてネット購入する人が
 検索するメジャーなワードですね。

 月間の検索数も数千~数万あるのが、この手の
 キーワードの特徴です。

 この給与計算ソフトの販売サイトでもメインキー
 ワードは「給与計算ソフト」というミドルワード
 を設定しています。

 このワードで、これまで3位~15位の範囲で検索
 結果に表示れる状態が続いています。

 検索結果の1ページ目上位から2ぺージ目の上位付
 近までをうろついている感じですね。

 ライバルは、大手メーカーの「弥〇」「オー〇ッ
 ク」とか最近進出してきたクラウド給与系の会社
 なんですが、当然資金力やブランドではかなわな
 いので「給与計算ソフト」というミドルワードで
 現在の順位は善戦しているといってよいと思います。

 WEBサイトだけで販売し、販売本数も日に2~5
 本程度がコンスタントに出荷されている状況なん
 です。

 実は、現在の検索順位を実現できたことと、売上
 が安定したことには「ロングテールSEO」が大き
 く係わっているのです。

 次の検索結果の順位を見てください。
 (2016年9月時点)

 キーワード:「給与計算 ソフト 比較」
       月間平均検索数 260 
       検索順位 6位
 キーワード:「給与計算 ソフト おすすめ」
       月間平均検索数 170 
       検索順位 3位
 キーワード:「給与計算 ソフト 口コミ」
       月間平均検索数 10 
       検索順位 4位
 キーワード:「給与計算 ソフト 簡単」
       月間平均検索数 10 
       検索順位 4位
 
 すべて、検索結果1ページ目に入っています。
 ただし、月間平均検索数は数百~数十の単位で
 検索需要から見るとショボいですよね。

 しかし、アクセス解析でサイトへの流入を調べて
 みると、「給与計算ソフト」というミドルワード
 よりも、これらのキーワードからの流入の方が多
 いのです。

 さらに、次のキーワードからの流入も、かなり多
 い状況になっています。

 キーワード:「賞与 所得税」
       月間平均検索数 4,400
       検索順位 3位
 キーワード:「欠勤控除 計算」
       月間平均検索数 210
       検索順位 1位
 
 すなわち、これらの細かいキーワードや関連キー
 ワードの需要を累計すると「給与計算ソフト」と
 う月間平均検索数2,400のキーワードの需要を、
 上回ってしまうということ状態になっているのです。

 「ロングテールSEO」とは、このように検索需要は
 少ないのですが流入比率や成約率の高いキーワード
 でSEOを行うことを言います。

 では、実際にどうやって、「ロングテールSEO」
 を行えば良いのでしょう?

 それは、おおまかには、以下の4つのステップに
 なります。

 【ステップ1】
  サイトキーワード(ビックorミドルワード)
  を決める
  例)「給与計算ソフト」
 【ステップ2】
  グローバルメニューのサブページ毎に
  キーワードを決める
  例)「給与計算ソフト 販売」
    「給与計算ソフト 機能」
    「給与計算 実務」
    「給与計算 しごと」etc
 【ステップ3】
  それぞれのサブページに作成する記事毎に
  ロングテールキーワードを決める
  例)「給与計算ソフト 機能」
     →「給与計算 ソフト おすすめ」
     →「給与計算 ソフト 簡単」
    「給与計算 実務」
     →「賞与 所得税」
     →「欠勤控除 計算」
 【ステップ4】
  記事(コンテンツ)作成毎にロングテールキ
  ーワードを意識した内容の濃い良質のコンテ
  ンツページを作成する

 このように、ロングテールSEOは新たなコンテン
 ツページを増やしていく度に、キーワードを意識
 してコンテンツを積み重ねていくSEOになります。

 結果を実感するまでには、長期間必要になってき
 ます。そう、ボクサーが地道にボディブローをコ
 ツコツ打って、最後には勝利をもぎ取る方法に、
 にているんですね。
 
 実現するためには、キーワードの需要を判断した
 り、競合の状況を調査したり、コンテンツの質と
 ともに内部SEOをキチンと行っていかなければな
 りません。

 内部SEOについては、以下のコラム記事が参考に
 なりますので、興味のある方は、ご覧くださいね。

 「最良のWEB戦略」 - SEO
  https://goo.gl/BuZVLo

 では、今回の授業は、ここまで。
 一歩一歩、サイトを育てていきましょう。

 ■今回の授業の先生のプロフィール
 ──────────────────────────
 WEB活認定コンサルタント
  川端 俊之(かわばた としゆき)

  ▼プロフィール・経歴
   28歳でソフトウェア会社を創業し経営者と
   なり12年の間、食品物流会社、アートフラ
   ワーショップ出店などの経営実績を積み重ね
   る。中小企業のITコンサルティング経験は
   10年を超え、数々の企業のIT経営実現の
   アドバイス・インターネット活用したビジネ
   ス・業務のIT化など様々なコンサルティン
   グ実績を持つ。

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