【質問】3Dセキュア2.0の義務化が行われるということですが、どうすればよいでしょうか?

WEB活用の教科書

今回の授業の先生



WEB活認定コンサルタント
廣木 秀之(ひろき ひでゆき)

執筆コラム

今週の質問と回答

【Q】
3Dセキュア2.0の義務化が行われるということですが、どうすればよいでしょうか。
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【A】
オンラインショッピングの需要が高まる中、クレジットカード決済の不正も急増しています。
  
そのような状況の中、経済産業省は、2025年3月末を目処に、ECサイトへの本人認証(EMV 3-Dセキュア)の導入を義務化すると発表しました。
  
このメールを執筆している時点は、2023年12月ですので、残り1年と3か月という期間で対応しなければなりません。
つまり、2024年には3Dセキュア2.0に対応する準備を行わないといけないことになります。
  
企業によっては、対応費用について予算化も行っているようですので、まだ準備していない企業は早急に予算化、スケジュール化する必要があるのではないでしょうか。
  
さて、3Dセキュア2.0とは何でしょうか。
  
3Dセキュア2.0とは、ID・パスワード・セキュリティーコード(カード裏面の3桁のコード)のほかにも、ワンタイムパスワードや生体認証、QRコードなどで認証する方法です。
  
最近では、全決済で認証を行うわけではなく、クレジットカード会社がリスクが高いと判断した場合のみ認証を求められる仕組み(リスクベース認証)となっています。
  
ECサイトをASPなどで運営している場合は、そのASPに一度確認を取ったほうが良いでしょう。
また、自社サイトで運営している場合は、サイトの開発等を行った業者に確認を行い、対応を行う必要があると思われます。
  
前述の通り、2025年には全てのECサイトに義務づけられる見込みの3Dセキュア。
クレジットカード払いを決済方法として提供するのであれば、導入は必須となります。
  
きちんと検討し、スケジュール化して、対応を進めましょう。

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